第一朗読 ヘブライ1・1-6
神は、御子によってわたしたちに語られた。 ヘブライ人への手紙
1・1神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、2この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。御子は、3神の栄光の反映であり、神の本質の完全な現れであって、万物を御自分の力ある言葉によって支えておられますが、人々の罪を清められた後、天の高い所におられる大いなる方の右の座にお着きになりました。4御子は、天使たちより優れた者となられました。天使たちの名より優れた名を受け継がれたからです。 5いったい神は、かつて天使のだれに、 「あなたはわたしの子、わたしは今日、あなたを産んだ」 と言われ、6更にまた、 「わたしは彼の父となり、 彼はわたしの子となる」 と言われたでしょうか。更にまた、神はその長子をこの世界に送るとき、 「神の天使たちは皆、彼を礼拝せよ」と言われました。
答唱詩編 詩編97・1+2、6+9 (...)
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Liturgie
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年間第1月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius -
年間第3水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヘブライ10・11-18
それらの日の後、わたしが彼らと結ぶ契約はこれである ヘブライ人への手紙
10・11すべての祭司は、毎日礼拝を献げるために立ち、決して罪を除くことのできない同じいけにえを、繰り返して献げます。12しかしキリストは、罪のために唯一のいけにえを献げて、永遠に神の右の座に着き、13その後は、敵どもが御自分の足台となってしまうまで、待ち続けておられるのです。14なぜなら、キリストは唯一の献げ物によって、聖なる者とされた人たちを永遠に完全な者となさったからです。
15聖霊もまた、わたしたちに次のように証ししておられます。16「『それらの日の後、わたしが彼らと結ぶ契約はこれである』と、主は言われる。『わたしの律法を彼らの心に置き、彼らの思いにそれを書きつけよう。17もはや彼らの罪と不法を思い出しはしない。』」18罪と不法の赦しがある以上、罪を贖うための供え物は、もはや必要ではありません。
答唱詩編 詩編110・1+2、3+4
門よ、とびらを開け、永遠の戸よ、上がれ。栄光の王が入る。 詩編110 (...) -
年間第3木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヘブライ10・19-25
約束してくださったのは真実な方なのですから、公に言い表した希望を揺るがぬようしっかり保ちましょう。 ヘブライ人への手紙
10・19兄弟たち、わたしたちは、イエスの血によって聖所に入れると確信しています。20イエスは、垂れ幕、つまり、御自分の肉を通って、新しい生きた道をわたしたちのために開いてくださったのです。21更に、わたしたちには神の家を支配する偉大な祭司がおられるのですから、22心は清められて、良心のとがめはなくなり、体は清い水で洗われています。信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか。23約束してくださったのは真実な方なのですから、公に言い表した希望を揺るがぬようしっかり保ちましょう。24互いに愛と善行に励むように心がけ、25ある人たちの習慣に倣って集会を怠ったりせず、むしろ励まし合いましょう。かの日が近づいているのをあなたがたは知っているのですから、ますます励まし合おうではありませんか。
答唱詩編 詩編24・1+2、3+4
門よ、とびらを開け、永遠の戸よ、上がれ。栄光の王が入る。 詩編24 (...) -
年間第4木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヘブライ12・18-19、21-24
新しい契約の仲介者イエス、そして、アベルの血よりも立派に語る注がれた血です。 ヘブライ人への手紙
皆さん、12・18‐19あなたがたは手で触れることができるものや、燃える火、黒雲、暗闇、暴風、ラッパの音、更に、聞いた人々がこれ以上語ってもらいたくないと願ったような言葉の声に、近づいたのではありません。
21その様子があまりにも恐ろしいものだったので、モーセすら、「わたしはおびえ、震えている」と言ったほどです。22しかし、あなたがたが近づいたのは、シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム、無数の天使たちの祝いの集まり、23天に登録されている長子たちの集会、すべての人の審判者である神、完全なものとされた正しい人たちの霊、24新しい契約の仲介者イエス、そして、アベルの血よりも立派に語る注がれた血です。
答唱詩編 詩編48・2+3、4+9
神の名はあまねく世界に輝き、その栄光は天にそびえる。 詩編48
48・2神は偉大、すべての人にたたえられる。 その尊い山はわたしたちの神の都。 (...) -
年間第7水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 シラ4・11-19
知恵は、それに従う子らを高め、これを追い求める者を助ける。 シラ書
4・11知恵は、それに従う子らを高め、これを追い求める者を助ける。12知恵を愛する者は、命を愛する者。朝早く起きて知恵を求める者は、喜びに満たされる。13知恵を得る者は、誉れを受け継ぎ、行く先々で、主から祝福される。14知恵に仕える者は、聖なる方に奉仕する者。知恵を愛する者は、主から愛される。15知恵に聞き従う者は、諸国民を正しく裁き、知恵に心を向ける者は、安らかに暮らす。16知恵を信頼すれば、知恵が与えられ、子孫もその知恵を受け継ぐ。17知恵は、最初、お前を険しい道に連れて行き、恐れの気持を抱かせて、おじけさせる。知恵の試練は、お前を激しく苦しめる。知恵は、お前を信頼するまで、数々の要求を突きつけて、お前を試みる。18だがすぐに、知恵は再びお前のもとに来て、お前を喜ばせ、その真意を明らかに示す。19しかし、お前が道をそれるなら、知恵はお前を見捨て、お前が破滅していくにまかせる。
答唱詩編 詩編119・127+129、160+162 (...) -
年間第7木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 シラ5・1-8
「罪を犯したが、何も起こらなかった」と言うな。 シラ書
5・1自分の財産を頼みとするな。 「わたしは、何でも思いのままだ」と言うな。 2本能と自分の力に引きずられ、 欲望のままに生きてはいけない。 3「だれもわたしを支配できない」と言うな。 主は必ずお前に復讐なさるだろう。 4「罪を犯したが、何も起こらなかった」と言うな。 主は忍耐しておられるのだ。 5どうせ罪は贖われるのだからといい気になって、 罪に罪を重ねてはならない。 6「主の憐れみは豊かだから、 数多くのわたしの罪は赦される」と言うな。 主は、憐れみだけでなく、怒りをも持ち、 その激しい怒りは罪人たちの上に下る。 7速やかに主のもとに立ち帰れ。 一日、もう一日と、引き延ばしてはいけない。 主の怒りが、突然やって来て、 裁きの時に、お前を滅ぼしてしまうからだ。 8人を惑わす財産を頼みとするな。 いざというとき、何の役にも立たない。
答唱詩編 詩編1・1、6
神のおきてを喜び、心に教えを留める人、神はその人を祝される。 詩編1
1・1しあわせな人、 (...) -
年間第7金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 シラ6・5-17
のどの麗しい声は、友人を増やし、舌のさわやかな語りかけは、愛想のよい返事を増やす。 シラ書
6・5のどの麗しい声は、友人を増やし、 舌のさわやかな語りかけは、愛想のよい返事を増やす。 6多くの人々と親しく挨拶を交わせ。 だが、相談相手は千人のうち一人だけに限れ。 7友をつくるときは、試してからにせよ。 すぐに彼を信頼してはいけない。 8都合のよいときだけ友となり、 苦難のときには、離れてしまう者がいる。 9また、心変わりして敵となる友もいて、 争いでお前が吐いた悪口を暴露する。 10食事のときだけ友であり、 苦難のときには、離れてしまう者がいる。 11お前のはぶりがよいと、お前のようにふるまい、 お前の召し使いたちになれなれしくする。 12しかし、お前が落ちぶれると、背を向け、 お前の目から身を隠す。 13敵からは遠ざかれ。 友達には気をつけよ。 14誠実な友は、堅固な避難所。 その友を見いだせば、宝を見つけたも同然だ。 15誠実な友は、何ものにも代え難く、 そのすばらしい値打ちは計り難い。 16誠実な友は、生命を保つ妙薬。 (...) -
年間第7土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 シラ17・1-15
人間の歩みは、常に、主の前にあらわであり、主の目を逃れることはできない。 シラ書
17・1主は、人間を土から造られ、 再び、土に帰される。 2主は、彼らに一定の寿命を与え、 地上のものを治める権能を授けられた。 3主は、御自分と同じような力を彼らに帯びさせ、 御自分に似せて彼らを造られた。 4主は、すべての生き物に、人間への恐れを植え付け、 こうして、人間に獣や鳥を支配させられた。 5〔人間は、主の五つの能力を使うことを許された。 主は、六番目として、彼らに知性を分け与え、 七番目として、それらの能力を解釈する理性を授けられた。〕 6主は、彼らに、判断力と舌と目を与え、 耳と、よく考えるための心とを授けられた。 7主は、悟りをもたらす知識で彼らを満たし、 善と悪との区別を示された。 8主は、彼らの心に、御自分への畏れを植え付けられた。 彼らに、御業の偉大さを示すためであった。 〔そして、くすしき御業を代々誇ることを人々に許された。〕 9彼らは、御業の偉大さを宣べ伝え、 10聖なる御名をほめたたえる。 11主は、彼らに知識を授け、 (...) -
年間第8月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 シラ17・24-29
主は、悔い改める者には、立ち帰る道を開き、耐える力を失った者を励まされる。 シラ書
主は、17・24悔い改める者には、立ち帰る道を開き、 耐える力を失った者を励まされる。
25主に立ち帰り、罪から離れよ。 御前で祈り、罪を犯す機会を遠ざけよ。 26いと高き方に立ち戻り、不正に背を向けよ。 〔主御自身が、お前を闇から救いの光に導いてくださるから。〕 忌まわしいものを憎みに憎め。 27陰府で、だれがいと高き方を賛美するだろうか。 生きている者と違って、だれが感謝の言葉をささげるだろうか。 28死んで、もはや存在しない人からは、感謝の言葉も消えうせる。 生きていて健やかなときにこそ、人は主を賛美する。 29なんと偉大なことか、主の憐れみと、 立ち帰る者への贖いとは。
答唱詩編 詩編32・5abef、7
主は豊かなあがないに満ち、いつくしみ深い。 詩編32
32・5わたしは罪をあなたに表し、 わたしのとがを隠さずに言う。 あなたはわたしの罪をゆるし、 わたしのとがを清めてくださる。
7あなたはわたしの隠れ場、 (...) -
年間第26主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 民数記11・25-29
わたしは、主が霊を授けて、主の民すべてが預言者になればよい 民数記
その日、11・25主は雲のうちにあって降り、モーセに語られ、モーセに授けられている霊の一部を取って、七十人の長老にも授けられた。霊が彼らの上にとどまると、彼らは預言状態になったが、続くことはなかった。
26宿営に残っていた人が二人あった。一人はエルダド、もう一人はメダドといい、長老の中に加えられていたが、まだ幕屋には出かけていなかった。霊が彼らの上にもとどまり、彼らは宿営で預言状態になった。27一人の若者がモーセのもとに走って行き、エルダドとメダドが宿営で預言状態になっていると告げた。28若いころからモーセの従者であったヌンの子ヨシュアは、「わが主モーセよ、やめさせてください」と言った。29モーセは彼に言った。「あなたはわたしのためを思ってねたむ心を起こしているのか。わたしは、主が霊を授けて、主の民すべてが預言者になればよいと切望しているのだ。」
答唱詩編 詩編19・8、10、12
主よ、あなたは永遠のいのちのことば。 詩編19 (...)