第一朗読 列王記下24・8-17
バビロンの王はヨヤキンに代えて、そのおじマタンヤを王とし、その名をゼデキヤと改めさせた。 列王記
24・8ヨヤキンは十八歳で王となり、三か月間エルサレムで王位にあった。その母は名をネフシュタといい、エルサレム出身のエルナタンの娘であった。9彼は父が行ったように、主の目に悪とされることをことごとく行った。
10そのころ、バビロンの王ネブカドネツァルの部将たちがエルサレムに攻め上って来て、この都を包囲した。11部将たちが都を包囲しているところに、バビロンの王ネブカドネツァルも来た。12ユダの王ヨヤキンは母、家臣、高官、宦官らと共にバビロン王の前に出て行き、バビロンの王はその治世第八年に彼を捕らえた。13主が告げられたとおり、バビロンの王は主の神殿の宝物と王宮の宝物をことごとく運び出し、イスラエルの王ソロモンが主の聖所のために造った金の器をことごとく切り刻んだ。14彼はエルサレムのすべての人々、すなわちすべての高官とすべての勇士一万人、それにすべての職人と鍛冶を捕囚として連れ去り、残されたのはただ国の民の中の
ホーム > Liturgie
Liturgie
-
年間第12木曜日
2021年12月3日, によって Origenius -
年間第13主日
2021年11月23日, によって Origenius第一朗読 列王記上19・16b、19-21
エリシャは立ってエリヤに従った。 列王記
19・16bその日、主はエリヤに言われた。「アベル・メホラのシャファトの子エリシャにも油を注ぎ、あなたに代わる預言者とせよ。」
19エリヤはそこをたち、十二軛の牛を前に行かせて畑を耕しているシャファトの子エリシャに出会った。エリシャは、その十二番目の牛と共にいた。エリヤはそのそばを通り過ぎるとき、自分の外套を彼に投げかけた。20エリシャは牛を捨てて、エリヤの後を追い、「わたしの父、わたしの母に別れの接吻をさせてください。それからあなたに従います」と言った。エリヤは答えた。「行って来なさい。わたしがあなたに何をしたというのか」と。21エリシャはエリヤを残して帰ると、一軛の牛を取って屠り、牛の装具を燃やしてその肉を煮、人々に振る舞って食べさせた。それから彼は立ってエリヤに従い、彼に仕えた。
答唱詩編 詩編16・5、8、11
しあわせな人、神の恵みを受け、その喜びに生きる人。 詩編16
16・5神よ、あなたはわたしの受けるゆずり、 わたしの受ける杯、 (...) -
年間第12水曜日
2021年11月23日, によって Origenius第一朗読 列王記下22・8-13、23・1-3
この見つかった書の言葉について、わたしのため、民のため、ユダ全体のために、主の御旨を尋ねに行け。 列王記
22・8そのとき大祭司ヒルキヤは書記官シャファンに、「わたしは主の神殿で律法の書を見つけました」と言った。ヒルキヤがその書をシャファンに渡したので、彼はそれを読んだ。9書記官シャファンは王のもとに来て、王に報告した。「僕どもは神殿にあった献金を取り出して、主の神殿の責任を負っている工事担当者の手に渡しました。」10更に書記官シャファンは王に、「祭司ヒルキヤがわたしに一つの書を渡しました」と告げ、王の前でその書を読み上げた。11王はその律法の書の言葉を聞くと、衣を裂いた。12王は祭司ヒルキヤ、シャファンの子アヒカム、ミカヤの子アクボル、書記官シャファン、王の家臣アサヤにこう命じた。13「この見つかった書の言葉について、わたしのため、民のため、ユダ全体のために、主の御旨を尋ねに行け。我々の先祖がこの書の言葉に耳を傾けず、我々についてそこに記されたとおりにすべての事を行わなかったために、我々に向かっ -
イエスのみ心
2021年11月23日, によって Origenius第一朗読 エゼキエル34・11-16
私が私の群れを養い、憩わせる。 エゼキエルの預言
34・11まことに、主なる神はこう言われる。見よ、わたしは自ら自分の群れを探し出し、彼らの世話をする。12牧者が、自分の羊がちりぢりになっているときに、その群れを探すように、わたしは自分の羊を探す。わたしは雲と密雲の日に散らされた群れを、すべての場所から救い出す。13わたしは彼らを諸国の民の中から連れ出し、諸国から集めて彼らの土地に導く。わたしはイスラエルの山々、谷間、また居住地で彼らを養う。14わたしは良い牧草地で彼らを養う。イスラエルの高い山々は彼らの牧場となる。彼らはイスラエルの山々で憩い、良い牧場と肥沃な牧草地で養われる。15わたしがわたしの群れを養い、憩わせる、と主なる神は言われる。16わたしは失われたものを尋ね求め、追われたものを連れ戻し、傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。しかし、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは公平をもって彼らを養う。
答唱詩編 詩編23・2+3、4
主はわれらの牧者、わたしは乏しいことがない。 詩編23
23・2神は -
聖母のみ心
2021年11月23日, によって Origenius第一朗読 イザヤ61・9-11
わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。 イザヤの預言
9彼らの一族は国々に知られ 子孫は諸国の民に知られるようになる。 彼らを見る人はすべて認めるであろう これこそ、主の祝福を受けた一族である、と。
10わたしは主によって喜び楽しみ わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。 主は救いの衣をわたしに着せ 恵みの晴れ着をまとわせてくださる。 花婿のように輝きの冠をかぶらせ 花嫁のように宝石で飾ってくださる。 11大地が草の芽を萌えいでさせ 園が蒔かれた種を芽生えさせるように 主なる神はすべての民の前で 恵みと栄誉を芽生えさせてくださる。
答唱詩編 詩編105・1+2、3+4
わたしの心は神のうちに喜び、その救いに喜びおどる。 詩編105
105・1神に感謝してその名をたたえよ。 諸国の民に神のわざを告げ知らせよ。 2賛美の歌を神にうたい、 そのすべての不思議なわざを語れ。
3尊いその名をたたえよ。 神を捜し求める者よ、心から喜べ。 4神にその力を求め、 いつも、その顔を慕い求めよ。
福音朗読 ルカ2・41-51 (...) -
年間第19主日
2020年11月30日, によって Origenius第一朗読 列王記上19・4-8
起きて食べよ。この旅は長く、あなたには耐え難いからだ。 列王記
その日、王妃イゼベルが自分を殺そうとしていることを知った19・4エリヤは、荒れ野に入り、更に一日の道のりを歩き続けた。彼は一本のえにしだの木の下に来て座り、自分の命が絶えるのを願って言った。「主よ、もう十分です。わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません。」5彼はえにしだの木の下で横になって眠ってしまった。御使いが彼に触れて言った。「起きて食べよ。」6見ると、枕もとに焼き石で焼いたパン菓子と水の入った瓶があったので、エリヤはそのパン菓子を食べ、水を飲んで、また横になった。7主の御使いはもう一度戻って来てエリヤに触れ、「起きて食べよ。この旅は長く、あなたには耐え難いからだ」と言った。8エリヤは起きて食べ、飲んだ。その食べ物に力づけられた彼は、四十日四十夜歩き続け、ついに神の山ホレブに着いた。
答唱詩編 詩編34・2+3、4+5、7+8
主を仰ぎ見て、光を受けよう。主が訪れる人の顔は輝く。 詩編34
34・2主をたたえよう、 明け暮 -
年間第10木曜日
2020年5月31日, によって Origenius第一朗読 列王記上18・41-46
上って行って飲み食いしなさい。激しい雨の音が聞こえる。 列王記
その日、18・41エリヤはアハブに言った。「上って行って飲み食いしなさい。激しい雨の音が聞こえる。」42アハブは飲み食いするために上って行き、エリヤはカルメルの頂上に上って行った。エリヤは地にうずくまり、顔を膝の間にうずめた。43「上って来て、海の方をよく見なさい」と彼は従者に言った。従者は上って来て、よく見てから、「何もありません」と答えた。エリヤは、「もう一度」と命じ、それを七度繰り返した。44七度目に、従者は言った。「御覧ください。手のひらほどの小さい雲が海のかなたから上って来ます。」エリヤは言った。「アハブのところに上って行き、激しい雨に閉じ込められないうちに、馬を車につないで下って行くように伝えなさい。」
45そうするうちに、空は厚い雲に覆われて暗くなり、風も出て来て、激しい雨になった。アハブは車に乗ってイズレエルに向かった。46主の御手がエリヤに臨んだので、エリヤは裾をからげてイズレエルの境までアハブの先を走って行った。
答 -
年間第11金曜日
2020年5月31日, によって Origenius第一朗読 列王記下11・1-4、9-18、20
アタルヤが王宮で剣にかけられて殺された後、町は平穏であった。 列王記
その日、11・1アハズヤの母アタルヤは息子が死んだのを見て、直ちに王族をすべて滅ぼそうとした。2しかし、ヨラム王の娘で、アハズヤの姉妹であるヨシェバが、アハズヤの子ヨアシュを抱き、殺されようとしている王子たちの中からひそかに連れ出し、乳母と共に寝具の部屋に入れておいた。人々はヨアシュをアタルヤからかくまい、彼は殺されずに済んだ。3こうして、アタルヤが国を支配していた六年の間、ヨアシュは乳母と共に主の神殿に隠れていた。4七年目に、ヨヤダは人を遣わして、カリ人と近衛兵からなる百人隊の長たちを神殿にいる自分のところに連れて来させ、彼らと契約を結んだ。彼は主の神殿の中で彼らに誓いを立てさせ、王子を見せた。
9百人隊の長たちは、すべて祭司ヨヤダが命じたとおり行い、おのおの安息日が出番に当たる部下と非番に当たる部下を引き連れ、祭司ヨヤダのもとに来た。10祭司は主の神殿に納められているダビデ王の槍と小盾を百人隊の長たちに渡した。11近衛 -
年間第11土曜日
2020年5月31日, によって Origenius第一朗読 歴代誌下24・17-25
なぜあなたたちは主の戒めを破るのか。あなたたちは栄えない。あなたたちが主を捨てたから、主もあなたたちを捨てる。 列王記
24・17ヨヤダの死後、ユダの高官たちが王のもとに来て、ひれ伏した。そのとき、王は彼らの言うことを聞き入れた。18彼らは先祖の神、主の神殿を捨て、アシェラと偶像に仕えた。この罪悪のゆえに、神の怒りがユダとエルサレムに下った。19彼らを主に立ち帰らせるため、預言者が次々と遣わされた。しかし、彼らは戒められても耳を貸さなかった。20神の霊が祭司ヨヤダの子ゼカルヤを捕らえた。彼は民に向かって立ち、語った。「神はこう言われる。『なぜあなたたちは主の戒めを破るのか。あなたたちは栄えない。あなたたちが主を捨てたから、主もあなたたちを捨てる。』」21ところが彼らは共謀し、王の命令により、主の神殿の庭でゼカルヤを石で打ち殺した。22ヨアシュ王も、彼の父ヨヤダから寄せられた慈しみを顧みず、その息子を殺した。ゼカルヤは、死に際して言った。「主がこれを御覧になり、責任を追及してくださいますように。」
23年が -
年間第2土曜日
2020年5月31日, によって Origenius第一朗読 サムエル下1・1-4、11-12、19、23-27
まことの喜び、女の愛にまさる驚くべきあなたの愛を。 サムエル記
その日、1・1ダビデはアマレク人を討ってツィクラグに帰り、二日過ごした。2三日目に、サウルの陣営から一人の男がたどりついた。衣服は裂け、頭に土をかぶっていた。男はダビデの前に出ると、地にひれ伏して礼をした。3ダビデは尋ねた。「どこから来たのだ。」「イスラエルの陣営から逃れて参りました」と彼は答えた。4「状況はどうか。話してくれ」とダビデは彼に言った。彼は言った。「兵士は戦場から逃げ去り、多くの兵士が倒れて死にました。サウル王と王子のヨナタンも亡くなられました。」
11ダビデは自分の衣をつかんで引き裂いた。共にいた者は皆それに倣った。12彼らは、剣に倒れたサウルとその子ヨナタン、そして主の民とイスラエルの家を悼んで泣き、夕暮れまで断食した。
そしてダビデは言った。
19「イスラエルよ、『麗しき者』は お前の高い丘の上で刺し殺された。 ああ、勇士らは倒れた。
23サウルとヨナタン、愛され喜ばれた二人 鷲よりも速く、獅子より