第一朗読 申命記30・15-20
わたしは今日、命と幸い、死と災いをあなたの前に置く。 申命記
モーセは民に言った。30・15「見よ、わたしは今日、命と幸い、死と災いをあなたの前に置く。16わたしが今日命じるとおり、あなたの神、主を愛し、その道に従って歩み、その戒めと掟と法を守るならば、あなたは命を得、かつ増える。あなたの神、主は、あなたが入って行って得る土地で、あなたを祝福される。17もしあなたが心変わりして聞き従わず、惑わされて他の神々にひれ伏し仕えるならば、18わたしは今日、あなたたちに宣言する。あなたたちは必ず滅びる。ヨルダン川を渡り、入って行って得る土地で、長く生きることはない。19わたしは今日、天と地をあなたたちに対する証人として呼び出し、生と死、祝福と呪いをあなたの前に置く。あなたは命を選び、あなたもあなたの子孫も命を得るようにし、20あなたの神、主を愛し、御声を聞き、主につき従いなさい。それが、まさしくあなたの命であり、あなたは長く生きて、主があなたの先祖アブラハム、イサク、ヤコブに与えると誓われた土地に住むことができる。」
答唱詩編 (...)
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Liturgie
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四旬節灰の式後の木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius -
四旬節灰の式後の金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ58・1-9a
あなたが呼べば主は答え、あなたが叫べば「わたしはここにいる」と言われる。 イザヤの預言
主は言われる。
58・1喉をからして叫べ、黙すな 声をあげよ、角笛のように。 わたしの民に、その背きを ヤコブの家に、その罪を告げよ。 2彼らが日々わたしを尋ね求め わたしの道を知ろうと望むように。 恵みの業を行い、神の裁きを捨てない民として 彼らがわたしの正しい裁きを尋ね 神に近くあることを望むように。
3何故あなたはわたしたちの断食を顧みず 苦行しても認めてくださらなかったのか。 見よ、断食の日にお前たちはしたい事をし お前たちのために労する人々を追い使う。 4見よ お前たちは断食しながら争いといさかいを起こし 神に逆らって、こぶしを振るう。 お前たちが今しているような断食によっては お前たちの声が天で聞かれることはない。 5そのようなものがわたしの選ぶ断食 苦行の日であろうか。 葦のように頭を垂れ、粗布を敷き、灰をまくこと それを、お前は断食と呼び 主に喜ばれる日と呼ぶのか。
6わたしの選ぶ断食とはこれではないか。 (...) -
四旬節灰の式後の土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ58・9b-14
安息日を喜びの日と呼ぶ。 イザヤの預言
主は言われる。
58・9b軛を負わすこと、指をさすこと 呪いの言葉をはくことを あなたの中から取り去るなら 10飢えている人に心を配り 苦しめられている人の願いを満たすなら あなたの光は、闇の中に輝き出で あなたを包む闇は、真昼のようになる。 11主は常にあなたを導き 焼けつく地であなたの渇きをいやし 骨に力を与えてくださる。 あなたは潤された園、水の涸れない泉となる。 12人々はあなたの古い廃虚を築き直し あなたは代々の礎を据え直す。 人はあなたを「城壁の破れを直す者」と呼び 「道を直して、人を再び住まわせる者」と呼ぶ。 13安息日に歩き回ることをやめ わたしの聖なる日にしたい事をするのをやめ 安息日を喜びの日と呼び 主の聖日を尊ぶべき日と呼び これを尊び、旅をするのをやめ したいことをし続けず、取り引きを慎むなら 14そのとき、あなたは主を喜びとする。 わたしはあなたに地の聖なる高台を支配させ 父祖ヤコブの嗣業を享受させる。 主の口がこう宣言される。
答唱詩編 (...) -
四旬節第1主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 創世記2・7-9、3・1-7
人間の創造と罪 創世記
2・7主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。8主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。9主なる神は、見るからに好ましく、食べるに良いものをもたらすあらゆる木を地に生えいでさせ、また園の中央には、命の木と善悪の知識の木を生えいでさせられた。
3・1主なる神が造られた野の生き物のうちで、最も賢いのは蛇であった。蛇は女に言った。「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか。」2女は蛇に答えた。「わたしたちは園の木の果実を食べてもよいのです。3でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました。」4蛇は女に言った。「決して死ぬことはない。5それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」6女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。女は実を取って食べ、一 -
四旬節第1月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 レビ19・1-2、11-18
自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。 レビ記
19・1主はモーセに仰せになった。
2イスラエルの人々の共同体全体に告げてこう言いなさい。
あなたたちは聖なる者となりなさい。あなたたちの神、主であるわたしは聖なる者である。
11あなたたちは盗んではならない。うそをついてはならない。互いに欺いてはならない。12わたしの名を用いて偽り誓ってはならない。それによってあなたの神の名を汚してはならない。わたしは主である。
13あなたは隣人を虐げてはならない。奪い取ってはならない。雇い人の労賃の支払いを翌朝まで延ばしてはならない。14耳の聞こえぬ者を悪く言ったり、目の見えぬ者の前に障害物を置いてはならない。あなたの神を畏れなさい。わたしは主である。
15あなたたちは不正な裁判をしてはならない。あなたは弱い者を偏ってかばったり、力ある者におもねってはならない。同胞を正しく裁きなさい。16民の間で中傷をしたり、隣人の生命にかかわる偽証をしてはならない。わたしは主である。 (...) -
四旬節第1火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ55・10−11
わたしが与えた使命を必ず果たす。 イザヤの預言
主は言われる。
55・10雨も雪も、ひとたび天から降れば むなしく天に戻ることはない。 それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ 種蒔く人には種を与え 食べる人には糧を与える。 11そのように、わたしの口から出るわたしの言葉もむなしくは、わたしのもとに戻らない。 それはわたしの望むことを成し遂げ わたしが与えた使命を必ず果たす。
答唱詩編 詩編34・4+5、16+18
主を仰ぎ見て、光を受けよう。主が訪れる人の顔は輝く。 詩編34
34・4心を合わせて主をあがめ、 ともにその名をたたえよう。 5主はわたしたちの祈りに心を留め、 すべての恐れを遠ざけてくださる。
16主のまなざしは正しい人に、 耳は彼らの叫びに。 18主は正しい人の声を聞き、 悩みの中から救ってくださる。
福音朗読 マタイ6・7-15
人はパンによるだけではなく、神の言葉によって生きている。 マタイによる福音 (...) -
四旬節第1水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヨナ3・1-10
あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。 ヨナの預言
3・1主の言葉が再びヨナに臨んだ。2「さあ、大いなる都ニネベに行って、わたしがお前に語る言葉を告げよ。」
3ヨナは主の命令どおり、直ちにニネベに行った。ニネベは非常に大きな都で、一回りするのに三日かかった。4ヨナはまず都に入り、一日分の距離を歩きながら叫び、そして言った。
「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」
5すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。6このことがニネベの王に伝えられると、王は王座から立ち上がって王衣を脱ぎ捨て、粗布をまとって灰の上に座し、7王と大臣たちの名によって布告を出し、ニネベに断食を命じた。
「人も家畜も、牛、羊に至るまで、何一つ食物を口にしてはならない。食べることも、水を飲むことも禁ずる。8人も家畜も粗布をまとい、ひたすら神に祈願せよ。おのおの悪の道を離れ、その手から不法を捨てよ。9そうすれば神が思い直されて激しい怒りを静め、我々は滅びを免れるかもしれない。」 (...) -
四旬節第1木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 エステル〔ギ〕C・12、14-16、23-25
主よ、わたしたちの王よ、ただひとりでいるわたしを助けてください。 エステル記
その日、12王妃エステルは死の苦悩に襲われて、主に寄りすがった。14そして、イスラエルの神である主に祈った。
「主よ、わたしたちの王よ、 あなたは唯一なるお方、 あなたのほかに助け手を持たない ただひとりでいるわたしを助けてください。 15危険が身近に迫っています。 16わたしは生まれた時から、 わが先祖の部族の中で聞かされてきました。 主よ、あなたはイスラエルを万民の中から、 我らの先祖をすべての先祖の中から選んで 御自分の永久の遺産とし、 イスラエルに約束したことを実現されたと。 23主よ、思い起こしてください。 この悩みの時、あなた御自身をお示しください。 神々を支配し、すべての主権を握る王よ、 わたしに勇気をお与えください。 24このわたしに獅子の前で雄弁な言葉を語らせ その心を変えて我らに戦いを挑む者を憎ませ、 その仲間と共に葬り去ってください。 25御手をもってわたしたちを救ってください。 (...) -
四旬節第1金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 エゼキエル18・21-28
彼は悔い改めて、必ず生きる。死ぬことはない。 エゼキエルの預言
主は言われる。18・21「悪人であっても、もし犯したすべての過ちから離れて、わたしの掟をことごとく守り、正義と恵みの業を行うなら、必ず生きる。死ぬことはない。22彼の行ったすべての背きは思い起こされることなく、行った正義のゆえに生きる。23わたしは悪人の死を喜ぶだろうか、と主なる神は言われる。彼がその道から立ち帰ることによって、生きることを喜ばないだろうか。
24しかし、正しい人でも、その正しさから離れて不正を行い、悪人がするようなすべての忌まわしい事を行うなら、彼は生きることができようか。彼の行ったすべての正義は思い起こされることなく、彼の背信の行為と犯した過ちのゆえに彼は死ぬ。
25それなのにお前たちは、『主の道は正しくない』と言う。聞け、イスラエルの家よ。わたしの道が正しくないのか。正しくないのは、お前たちの道ではないのか。26正しい人がその正しさから離れて不正を行い、そのゆえに死ぬなら、それは彼が行った不正のゆえに死ぬのである。27しかし、悪人が自分の行った悪か -
四旬節第1土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 申命記26・16-19
あなたをあなたの神、主の聖なる民にする 申命記
モーセは民に言った。26・16「今日、あなたの神、主はあなたに、これらの掟と法を行うように命じられる。あなたは心を尽くし、魂を尽くして、それを忠実に守りなさい。17今日、あなたは誓約した。『主を自分の神とし、その道に従って歩み、掟と戒めと法を守り、御声に聞き従います』と。18主もまた、今日、あなたに誓約された。『既に約束したとおり、あなたは宝の民となり、すべての戒めを守るであろう。19造ったあらゆる国民にはるかにまさるものとし、あなたに賛美と名声と誉れを与え、既に約束したとおり、あなたをあなたの神、主の聖なる民にする』と。」
答唱詩編 詩編119・1+2a+3b、15+16
神よ、あなたのことばはわたしの足のともしび、わたしの道の光。 詩編119
119・1しあわせな人、道からそれず、 2a神の教えに従って歩む人。 3bそのさとしをとがなく守り、 神の道を歩む人。
15あなたの定めを思いめぐらし、 あなたの道に目を注ぐ。 16わたしはおきてを喜びとし、 (...)