2019年
  • 年間第3金曜日
2月1日(金曜日)

第一朗読

ヘブライ10・32-39

神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです。

ヘブライ人への手紙

皆さん、10・32あなたがたは、光に照らされた後、苦しい大きな戦いによく耐えた初めのころのことを、思い出してください。33あざけられ、苦しめられて、見せ物にされたこともあり、このような目に遭った人たちの仲間となったこともありました。34実際、捕らえられた人たちと苦しみを共にしたし、また、自分がもっとすばらしい、いつまでも残るものを持っていると知っているので、財産を奪われても、喜んで耐え忍んだのです。35だから、自分の確信を捨ててはいけません。この確信には大きな報いがあります。36神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです。37「もう少しすると、来るべき方がおいでになる。
遅れられることはない。
38わたしの正しい者は信仰によって生きる。
もしひるむようなことがあれば、
その者はわたしの心に適わない。」
39しかし、わたしたちは、ひるんで滅びる者ではなく、信仰によって命を確保する者です。

答唱詩編

詩編37・3、4

喜びに心をはずませ、救いの泉から水をくむ。

詩編37

37・3神により頼み、よいわざに励み、
約束の地を住まいとし、真実をかてとせよ。

4神のうちにあって喜べ、
神はその人の心の願いをかなえられる。

福音朗読

マルコ4・26-34

アレルヤ、アレルヤ。天と地の主である父はたたえられますように。あなたは神の国のことを小さい人々に現してくださった。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、イエスは人々に言われた。4・26「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、27夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。28土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。29実が熟すと、早速、鎌を入れる。収穫の時が来たからである。」

30更に、イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。31それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、32蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」

33イエスは、人々の聞く力に応じて、このように多くのたとえで御言葉を語られた。34たとえを用いずに語ることはなかったが、御自分の弟子たちにはひそかにすべてを説明された。

  • 主の奉献
2月2日(土曜日) 祝日

第一朗読

マラキ3・1-4

わたしは使者を送る。彼はわが前に道を備える。

マラキの預言

万軍の主は言われる。
3・1見よ、わたしは使者を送る。
彼はわが前に道を備える。
あなたたちが待望している主は
突如、その聖所に来られる。
あなたたちが喜びとしている契約の使者
見よ、彼が来る。

2だが、彼の来る日に誰が身を支えうるか。
彼の現れるとき、誰が耐えうるか。
彼は精錬する者の火、洗う者の灰汁のようだ。
3彼は精錬する者、銀を清める者として座し
レビの子らを清め
金や銀のように彼らの汚れを除く。
彼らが主に献げ物を
正しくささげる者となるためである。
4そのとき、ユダとエルサレムの献げ物は
遠い昔の日々に
過ぎ去った年月にそうであったように
主にとって好ましいものとなる。

または

ヘブライ2・14-18

イエスはアブラハムの子孫を助けられる。

ヘブライ人への手紙

人は2・14血と肉を備えているので、イエスもまた同様に、これらのものを備えられました。それは、死をつかさどる者、つまり悪魔を御自分の死によって滅ぼし、15死の恐怖のために一生涯、奴隷の状態にあった者たちを解放なさるためでした。16確かに、イエスは天使たちを助けず、アブラハムの子孫を助けられるのです。17それで、イエスは、神の御前において憐れみ深い、忠実な大祭司となって、民の罪を償うために、すべての点で兄弟たちと同じようにならねばならなかったのです。18事実、御自身、試練を受けて苦しまれたからこそ、試練を受けている人たちを助けることがおできになるのです。

答唱詩編

詩編24・3+4、5+6、8+10

門よ、とびらを開け、永遠の戸よ、上がれ。栄光の王が入る。

詩編24

24・3だれが神の山に登れよう。
だれが聖所に立てよう。
4それは手に汚れなく、心の清いひと、
むなしいことに心を向けず、いつわりを口にしないひと。

5その人は神に祝福され、
救いの恵みを受ける。
6彼はヤコブの一族、
神を求め、その顔を慕う。

8栄光の王とはだれか。
勝利を得られる力ある神。
10栄光の王とはだれか。
すべてを治める神、神は栄光の王。

福音朗読

ルカ2・22-40

アレルヤ、アレルヤ。異邦人を照らす光、あなたの民イスラエルの光栄。アレルヤ、アレルヤ。

ルカによる福音

2・22モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。23それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。24また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。

25そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。26そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。27シメオンが〝霊〟に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。28シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。
29「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり
この僕を安らかに去らせてくださいます。
30わたしはこの目であなたの救いを見たからです。
31これは万民のために整えてくださった救いで、
32異邦人を照らす啓示の光、
あなたの民イスラエルの誉れです。」

33父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。34シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。35――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」

36また、アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、37夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、38そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。

39親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。40幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。

  • 年間第4主日
2月3日(日曜日)

第一朗読

エレミヤ1・4-5、17-19

わたしはあなたを諸国民の預言者として立てた。

エレミヤの預言

ヨシヤ王の時代に、
1・4主の言葉がわたしに臨んだ。
5「わたしはあなたを母の胎内に造る前から
あなたを知っていた。
母の胎から生まれる前に
わたしはあなたを聖別し
諸国民の預言者として立てた。」
17あなたは腰に帯を締め
立って、彼らに語れ
わたしが命じることをすべて。
彼らの前におののくな
わたし自身があなたを
彼らの前でおののかせることがないように。
18わたしは今日、あなたをこの国全土に向けて
堅固な町とし、鉄の柱、青銅の城壁として
ユダの王やその高官たち
その祭司や国の民に立ち向かわせる。
19彼らはあなたに戦いを挑むが勝つことはできない。
わたしがあなたと共にいて、救い出す」と主は言われた。

答唱詩編

詩編71・1a+2+3a、3b+4+5a、6b+15+16

父よ、あなたこそわたしの神、わたしのすべてをあなたに。

詩編71

71・1a神よ、あなたのもとにわたしはのがれる。
2あなたの正義でわたしを救い、
わたしに答え、助けてください。
3a身を避ける岩、わたしを救うとりでとなってください。

3b神よ、あなたはわたしの岩、わたしのとりで。
4あなたに逆らう者からわたしを救ってください。
神よ、あなたはわたしの希望、
5aわたしはいつもあなたをたたえる。

6b神よ、あなたの正義と救いのわざを
15わたしは昼も夜も告げ知らせる。
16神の力あるみわざを語り、
あなたのものである正義をわたしはほめ歌う。

第二朗読

①コリント12・31-13・13

信仰と希望と愛はいつまでも残る。最も大いなるものは、愛である。

使徒パウロのコリントの教会への手紙

皆さん、12・31もっと大きな賜物を受けるよう熱心に努めなさい。

そこで、わたしはあなたがたに最高の道を教えます。13・1たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。2たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。3全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、愛がなければ、わたしに何の益もない。

4愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。5礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。6不義を喜ばず、真実を喜ぶ。7すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。8愛は決して滅びない。預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう、9わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。10完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう。11幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。成人した今、幼子のことを棄てた。12わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。13それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。

福音朗読

ルカ4・21-30

アレルヤ、アレルヤ。貧しい人に福音を、捕らわれ人に開放を告げるため、神はわたしを送られた。アレルヤ、アレルヤ。

ルカによる福音

そのとき、ナザレの会堂で預言者イザヤの書を読まれた4・21イエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。22皆はイエスをほめ、その口から出る恵み深い言葉に驚いて言った。「この人はヨセフの子ではないか。」23イエスは言われた。「きっと、あなたがたは、『医者よ、自分自身を治せ』ということわざを引いて、『カファルナウムでいろいろなことをしたと聞いたが、郷里のここでもしてくれ』と言うにちがいない。」24そして、言われた。「はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。25確かに言っておく。エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、その地方一帯に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたが、26エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。27また、預言者エリシャの時代に、イスラエルには重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった。」28これを聞いた会堂内の人々は皆憤慨し、29総立ちになって、イエスを町の外へ追い出し、町が建っている山の崖まで連れて行き、突き落とそうとした。30しかし、イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた。

  • 年間第4月曜日
2月4日(月曜日)

第一朗読

ヘブライ11・32-40

神は、わたしたちのために、更にまさったものを計画してくださったので、わたしたちを除いては、彼らは完全な状態に達しなかったのです。

ヘブライ人への手紙

皆さん、11・32これ以上、何を話そう。もしギデオン、バラク、サムソン、エフタ、ダビデ、サムエル、また預言者たちのことを語るなら、時間が足りないでしょう。33信仰によって、この人たちは国々を征服し、正義を行い、約束されたものを手に入れ、獅子の口をふさぎ、34燃え盛る火を消し、剣の刃を逃れ、弱かったのに強い者とされ、戦いの勇者となり、敵軍を敗走させました。35女たちは、死んだ身内を生き返らせてもらいました。他の人たちは、更にまさったよみがえりに達するために、釈放を拒み、拷問にかけられました。36また、他の人たちはあざけられ、鞭打たれ、鎖につながれ、投獄されるという目に遭いました。37彼らは石で打ち殺され、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊の皮や山羊の皮を着て放浪し、暮らしに事欠き、苦しめられ、虐待され、38荒れ野、山、岩穴、地の割れ目をさまよい歩きました。世は彼らにふさわしくなかったのです。

39ところで、この人たちはすべて、その信仰のゆえに神に認められながらも、約束されたものを手に入れませんでした。40神は、わたしたちのために、更にまさったものを計画してくださったので、わたしたちを除いては、彼らは完全な状態に達しなかったのです。

答唱詩編

詩編31・20+22、24+25

神はわたしを救われる。そのいつくしみをたたえよう。

詩編31

31・20神よ、いつくしみは、あなたを敬う人に豊かにあふれ、
あなたに頼る者に注がれて、人々に示される。
22はかり知れないいつくしみを示された神に賛美。
神はわたしのゆるぎない砦。

24神を信じるすべての人よ、神を愛せ。
神は誠実に生きる人を守られ、思いあがる者に厳しい。
25神を待ち望むすべての人よ、
強くたくましく、生きよ。

福音朗読

マルコ5・1-20

アレルヤ、アレルヤ。偉大な預言者がわたしたちのうちに現れ、神は民を訪れてくださった。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、イエスと弟子たちは、5・1湖の向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。2イエスが舟から上がられるとすぐに、汚れた霊に取りつかれた人が墓場からやって来た。3この人は墓場を住まいとしており、もはやだれも、鎖を用いてさえつなぎとめておくことはできなかった。4これまでにも度々足枷や鎖で縛られたが、鎖は引きちぎり足枷は砕いてしまい、だれも彼を縛っておくことはできなかったのである。5彼は昼も夜も墓場や山で叫んだり、石で自分を打ちたたいたりしていた。6イエスを遠くから見ると、走り寄ってひれ伏し、7大声で叫んだ。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。後生だから、苦しめないでほしい。」8イエスが、「汚れた霊、この人から出て行け」と言われたからである。9そこで、イエスが、「名は何というのか」とお尋ねになると、「名はレギオン。大勢だから」と言った。10そして、自分たちをこの地方から追い出さないようにと、イエスにしきりに願った。

11ところで、その辺りの山で豚の大群がえさをあさっていた。12汚れた霊どもはイエスに、「豚の中に送り込み、乗り移らせてくれ」と願った。13イエスがお許しになったので、汚れた霊どもは出て、豚の中に入った。すると、二千匹ほどの豚の群れが崖を下って湖になだれ込み、湖の中で次々とおぼれ死んだ。14豚飼いたちは逃げ出し、町や村にこのことを知らせた。人々は何が起こったのかと見に来た。15彼らはイエスのところに来ると、レギオンに取りつかれていた人が服を着、正気になって座っているのを見て、恐ろしくなった。16成り行きを見ていた人たちは、悪霊に取りつかれた人の身に起こったことと豚のことを人々に語った。17そこで、人々はイエスにその地方から出て行ってもらいたいと言いだした。18イエスが舟に乗られると、悪霊に取りつかれていた人が、一緒に行きたいと願った。19イエスはそれを許さないで、こう言われた。「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたを憐れみ、あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい。」20その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとくデカポリス地方に言い広め始めた。人々は皆驚いた。

  • 日本二十六聖人殉教者
2月5日(火曜日) 祝日

第一朗読

ガラテヤ2・19-20

わたしは、キリストと共に十字架につけられています。

使徒パウロのガラテヤの教会への手紙

皆さん、2・19わたしは神に対して生きるために、律法に対しては律法によって死んだのです。わたしは、キリストと共に十字架につけられています。20生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。わたしが今、肉において生きているのは、わたしを愛し、わたしのために身を献げられた神の子に対する信仰によるものです。

答唱詩編

詩編126・1+2、6+3

主とともに働くわれらは、主とともにその実りを味わう。

詩編126

126・1神が捕われびとをシオンにもどされたとき、
わたしたちは夢を見ている思いがした。
2わたしたちの顔がほほえみ、
口には喜びの歌が浮かれた。

6種を手に涙を流して出て行く人は、
束をかかえ、喜びにあふれて帰ってくる。
3神はわたしたちに偉大なわざを行われ、
わたしたちは喜びにあふれた。

福音朗読

マタイ28・16-20

アレルヤ、アレルヤ。全世界に行き、すべての人をわたしの弟子にしなさい。わたしは世の終わりまでいつもあなたがたとともにいる。アレルヤ、アレルヤ。

マタイによる福音

そのとき、28・16十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。17そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた。18イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。19だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、20あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」

  • 年間第4水曜日
2月6日(水曜日)

第一朗読

ヘブライ12・4-7、11-15

神は、あなたがたを子として取り扱っておられます。

ヘブライ人への手紙

皆さん、12・4あなたがたはまだ、罪と戦って血を流すまで抵抗したことがありません。5また、子供たちに対するようにあなたがたに話されている次の勧告を忘れています。
「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。
主から懲らしめられても、
力を落としてはいけない。
6なぜなら、主は愛する者を鍛え、
子として受け入れる者を皆、
鞭打たれるからである。」
7あなたがたは、これを鍛錬として忍耐しなさい。神は、あなたがたを子として取り扱っておられます。いったい、父から鍛えられない子があるでしょうか。11およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです。

12だから、萎えた手と弱くなったひざをまっすぐにしなさい。13また、足の不自由な人が踏み外すことなく、むしろいやされるように、自分の足でまっすぐな道を歩きなさい。

14すべての人との平和を、また聖なる生活を追い求めなさい。聖なる生活を抜きにして、だれも主を見ることはできません。15神の恵みから除かれることのないように、また、苦い根が現れてあなたがたを悩まし、それによって多くの人が汚れることのないように、気をつけなさい。

答唱詩編

詩編103・8+13、17c+18+19

心を尽くして神をたたえ、すべての恵みを心に留めよう。

詩編103

103・8神は恵み豊かに、あわれみ深く、
怒るに遅く、いつくしみ深い。
13父が子どもをいつくしむように、
神の愛は、神をおそれる人の上にある。

17c神の正義は子孫に及び、
18契約を守る人、さとしを心に留めて行う者に及ぶ。
19神はその座を天にすえられ、
その力はすべてのものに及ぶ。

福音朗読

マルコ6・1-6

アレルヤ、アレルヤ。羊はわたしの声を聞き分け、わたしもその羊を知り、羊はわたしに従う。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、6・1イエスはそこを去って故郷にお帰りになったが、弟子たちも従った。2安息日になったので、イエスは会堂で教え始められた。多くの人々はそれを聞いて、驚いて言った。「この人は、このようなことをどこから得たのだろう。この人が授かった知恵と、その手で行われるこのような奇跡はいったい何か。3この人は、大工ではないか。マリアの息子で、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではないか。姉妹たちは、ここで我々と一緒に住んでいるではないか。」このように、人々はイエスにつまずいた。4イエスは、「預言者が敬われないのは、自分の故郷、親戚や家族の間だけである」と言われた。5そこでは、ごくわずかの病人に手を置いていやされただけで、そのほかは何も奇跡を行うことがおできにならなかった。6そして、人々の不信仰に驚かれた。

それから、イエスは付近の村を巡り歩いてお教えになった。

  • 年間第4木曜日
2月7日(木曜日)

第一朗読

ヘブライ12・18-19、21-24

新しい契約の仲介者イエス、そして、アベルの血よりも立派に語る注がれた血です。

ヘブライ人への手紙

12・18‐19あなたがたは手で触れることができるものや、燃える火、黒雲、暗闇、暴風、ラッパの音、更に、聞いた人々がこれ以上語ってもらいたくないと願ったような言葉の声に、近づいたのではありません。

21その様子があまりにも恐ろしいものだったので、モーセすら、「わたしはおびえ、震えている」と言ったほどです。22しかし、あなたがたが近づいたのは、シオンの山、生ける神の都、天のエルサレム、無数の天使たちの祝いの集まり、23天に登録されている長子たちの集会、すべての人の審判者である神、完全なものとされた正しい人たちの霊、24新しい契約の仲介者イエス、そして、アベルの血よりも立派に語る注がれた血です。

答唱詩編

詩編48・2+3、4+9

神の名はあまねく世界に輝き、その栄光は天にそびえる。

詩編48

48・2神は偉大、すべての人にたたえられる。
その尊い山はわたしたちの神の都。
3麗しくそびえ立ち、世界に喜びをもたらす。
シオンの山は大王の都、神の住まい。

4神はシオンの砦におられ、その力を現される。
わたしたちは今この目で見た。
9すべてを治められるわたしたちの神の都で、
神はとこしえに都を守られる。

福音朗読

マルコ6・7-13

アレルヤ、アレルヤ。神の国は近づいた。回心して福音を信じなさい。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、イエスは6・7十二人を呼び寄せ、二人ずつ組にして遣わすことにされた。その際、汚れた霊に対する権能を授け、8旅には杖一本のほか何も持たず、パンも、袋も、また帯の中に金も持たず、9ただ履物は履くように、そして「下着は二枚着てはならない」と命じられた。10また、こうも言われた。「どこでも、ある家に入ったら、その土地から旅立つときまで、その家にとどまりなさい。11しかし、あなたがたを迎え入れず、あなたがたに耳を傾けようともしない所があったら、そこを出ていくとき、彼らへの証しとして足の裏の埃を払い落としなさい。」12十二人は出かけて行って、悔い改めさせるために宣教した。13そして、多くの悪霊を追い出し、油を塗って多くの病人をいやした。

  • 年間第4金曜日
2月8日(金曜日)

第一朗読

ヘブライ13・1-8

兄弟としていつも愛し合いなさい。

ヘブライ人への手紙

皆さん、13・1兄弟としていつも愛し合いなさい。2旅人をもてなすことを忘れてはいけません。そうすることで、ある人たちは、気づかずに天使たちをもてなしました。3自分も一緒に捕らわれているつもりで、牢に捕らわれている人たちを思いやり、また、自分も体を持って生きているのですから、虐待されている人たちのことを思いやりなさい。4結婚はすべての人に尊ばれるべきであり、夫婦の関係は汚してはなりません。神は、みだらな者や姦淫する者を裁かれるのです。5金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」と言われました。6だから、わたしたちは、はばからずに次のように言うことができます。
「主はわたしの助け手。
わたしは恐れない。
人はわたしに何ができるだろう。」

7あなたがたに神の言葉を語った指導者たちのことを、思い出しなさい。彼らの生涯の終わりをしっかり見て、その信仰を見倣いなさい。8イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です。

答唱詩編

詩編27・1、7+8

神よ、あなたの顔の光を、わたしたちの上に照らしてください。

詩編27

27・1神はわたしの光、わたしの救い、
わたしはだれもおそれない。
神はわたしのいのちの砦、
わたしはだれをはばかろう。

7神よ、わたしの声を聞き、
わたしをあわれみ、答えてください。
8わたしの心はささやく、「神の顔を尋ね求めよ。」
神よ、あなたの顔をわたしは慕い求める。

福音朗読

マルコ6・14-29

アレルヤ、アレルヤ。よい心で神のことばを保ち、忍耐を持って実を結ぶ人は幸い。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、6・14イエスの名が知れ渡ったので、ヘロデ王の耳にも入った。人々は言っていた。「洗礼者ヨハネが死者の中から生き返ったのだ。だから、奇跡を行う力が彼に働いている。」15そのほかにも、「彼はエリヤだ」と言う人もいれば、「昔の預言者のような預言者だ」と言う人もいた。16ところが、ヘロデはこれを聞いて、「わたしが首をはねたあのヨハネが、生き返ったのだ」と言った。17実は、ヘロデは、自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアと結婚しており、そのことで人をやってヨハネを捕らえさせ、牢につないでいた。18ヨハネが、「自分の兄弟の妻と結婚することは、律法で許されていない」とヘロデに言ったからである。19そこで、ヘロディアはヨハネを恨み、彼を殺そうと思っていたが、できないでいた。20なぜなら、ヘロデが、ヨハネは正しい聖なる人であることを知って、彼を恐れ、保護し、また、その教えを聞いて非常に当惑しながらも、なお喜んで耳を傾けていたからである。21ところが、良い機会が訪れた。ヘロデが、自分の誕生日の祝いに高官や将校、ガリラヤの有力者などを招いて宴会を催すと、22ヘロディアの娘が入って来て踊りをおどり、ヘロデとその客を喜ばせた。そこで、王は少女に、「欲しいものがあれば何でも言いなさい。お前にやろう」と言い、23更に、「お前が願うなら、この国の半分でもやろう」と固く誓ったのである。24少女が座を外して、母親に、「何を願いましょうか」と言うと、母親は、「洗礼者ヨハネの首を」と言った。25早速、少女は大急ぎで王のところに行き、「今すぐに洗礼者ヨハネの首を盆に載せて、いただきとうございます」と願った。26王は非常に心を痛めたが、誓ったことではあるし、また客の手前、少女の願いを退けたくなかった。27そこで、王は衛兵を遣わし、ヨハネの首を持って来るようにと命じた。衛兵は出て行き、牢の中でヨハネの首をはね、28盆に載せて持って来て少女に渡し、少女はそれを母親に渡した。29ヨハネの弟子たちはこのことを聞き、やって来て、遺体を引き取り、墓に納めた。

  • 年間第4土曜日
2月9日(土曜日)

第一朗読

ヘブライ13・15-17、20-21

栄光が世々限りなくキリストにありますように、アーメン。

ヘブライ人への手紙

皆さん、13・15イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。16善い行いと施しとを忘れないでください。このようないけにえこそ、神はお喜びになるのです。

17指導者たちの言うことを聞き入れ、服従しなさい。この人たちは、神に申し述べる者として、あなたがたの魂のために心を配っています。彼らを嘆かせず、喜んでそうするようにさせなさい。そうでないと、あなたがたに益となりません。

20永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死者の中から引き上げられた平和の神が、21御心に適うことをイエス・キリストによってわたしたちにしてくださり、御心を行うために、すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように。栄光が世々限りなくキリストにありますように、アーメン。

答唱詩編

詩編23・2+3、6

主はわれらの牧者、わたしは乏しいことがない。

詩編23

23・2神はわたしを緑のまきばに伏させ、
いこいの水辺に伴われる。
3神はわたしを生き返らせ、
いつくしみによって正しい道に導かれる。

6神の恵みといつくしみに
生涯伴われ、
わたしはとこしえに
神の家に生きる。

福音朗読

マルコ6・30-34

アレルヤ、アレルヤ。羊はわたしの声を聞き分け、わたしもその羊を知り、羊はわたしに従う。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、6・30使徒たちはイエスのところに集まって来て、自分たちが行ったことや教えたことを残らず報告した。31イエスは、「さあ、あなたがただけで人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい」と言われた。出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである。32そこで、一同は舟に乗って、自分たちだけで人里離れた所へ行った。33ところが、多くの人々は彼らが出かけて行くのを見て、それと気づき、すべての町からそこへ一斉に駆けつけ、彼らより先に着いた。34イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、いろいろと教え始められた。

  • 年間第5主日
2月10日(日曜日)

第一朗読

イザヤ6・1-2a、3-8

わたしがここにおります。わたしを遣わしてください。

イザヤの預言

6・1ウジヤ王が死んだ年のことである。

わたしは、高く天にある御座に主が座しておられるのを見た。衣の裾は神殿いっぱいに広がっていた。2a上の方にはセラフィムがいた。3彼らは互いに呼び交わし、唱えた。
「聖なる、聖なる、聖なる万軍の主。
主の栄光は、地をすべて覆う。」

4この呼び交わす声によって、神殿の入り口の敷居は揺れ動き、神殿は煙に満たされた。5わたしは言った。

「災いだ。わたしは滅ぼされる。
わたしは汚れた唇の者。
汚れた唇の民の中に住む者。
しかも、わたしの目は王なる万軍の主を仰ぎ見た。」

6するとセラフィムのひとりが、わたしのところに飛んで来た。その手には祭壇から火鋏で取った炭火があった。7彼はわたしの口に火を触れさせて言った。

「見よ、これがあなたの唇に触れたので
あなたの咎は取り去られ、罪は赦された。」

8そのとき、わたしは主の御声を聞いた。

「誰を遣わすべきか。
誰が我々に代わって行くだろうか。」

わたしは言った。

「わたしがここにおります。
わたしを遣わしてください。」

答唱詩編

詩編138・1+2ab、4+5+7d、8

主をたたえよう。主はいつくしみ深く、そのあわれみは永遠。

詩編138

138・1神よ、わたしは心を尽くしてあなたに感謝し、
神の使いの前であなたをたたえる。
2abあなたの神殿に向かってひれ伏し、
いつくしみとまことのゆえにあなたに感謝をささげる。

4神よ、国々の王はあなたのことばを聞き、あなたをたたえる。
5彼らはあなたのわざを喜び歌う。
「神の栄光は偉大。」
7d神は右の手でわたしを救われる。

8神はわたしに約束されたことを、
すべて成しとげられる。
神よ、あなたのいつくしみは永遠。
造られたすべてのものを見捨てないでください。

第二朗読

①コリント15・1-11

わたしたちはこのように宣ベ伝え、あなたがたはこのように信じた。

使徒パウロのコリントの教会への手紙

15・1兄弟たち、わたしがあなたがたに告げ知らせた福音を、ここでもう一度知らせます。これは、あなたがたが受け入れ、生活のよりどころとしている福音にほかなりません。2どんな言葉でわたしが福音を告げ知らせたか、しっかり覚えていれば、あなたがたはこの福音によって救われます。さもないと、あなたがたが信じたこと自体が、無駄になってしまうでしょう。
3最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、4葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、5ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。6次いで、五百人以上もの兄弟たちに同時に現れました。そのうちの何人かは既に眠りについたにしろ、大部分は今なお生き残っています。7次いで、ヤコブに現れ、その後すべての使徒に現れ、8そして最後に、月足らずで生まれたようなわたしにも現れました。
9わたしは、神の教会を迫害したのですから、使徒たちの中でもいちばん小さな者であり、使徒と呼ばれる値打ちのない者です。10神の恵みによって今日のわたしがあるのです。そして、わたしに与えられた神の恵みは無駄にならず、わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました。しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。11とにかく、わたしにしても彼らにしても、このように宣べ伝えているのですし、あなたがたはこのように信じたのでした。

福音朗読

ルカ5・1-11

アレルヤ、アレルヤ。わたしのあとに従いなさい。人を捕らえる漁師にしよう。アレルヤ、アレルヤ。

ルカによる福音

5・1イエスがゲネサレト湖畔に立っておられると、神の言葉を聞こうとして、群衆がその周りに押し寄せて来た。2イエスは、二そうの舟が岸にあるのを御覧になった。漁師たちは、舟から上がって網を洗っていた。3そこでイエスは、そのうちの一そうであるシモンの持ち舟に乗り、岸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。そして、腰を下ろして舟から群衆に教え始められた。4話し終わったとき、シモンに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。5シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。6そして、漁師たちがそのとおりにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。7そこで、もう一そうの舟にいる仲間に合図して、来て手を貸してくれるように頼んだ。彼らは来て、二そうの舟を魚でいっぱいにしたので、舟は沈みそうになった。8これを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」と言った。9とれた魚にシモンも一緒にいた者も皆驚いたからである。10シモンの仲間、ゼベダイの子のヤコブもヨハネも同様だった。すると、イエスはシモンに言われた。「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」11そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。

  • 年間第5月曜日
2月11日(月曜日)

第一朗読

創世記1・1-19

神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。

創世記

1・1初めに、神は天地を創造された。2地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。3神は言われた。
「光あれ。」
こうして、光があった。4神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、5光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。

6神は言われた。
「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」
7神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。8神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。

9神は言われた。
「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」
そのようになった。10神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。

11神は言われた。
「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」
そのようになった。12地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。13夕べがあり、朝があった。第三の日である。

14神は言われた。
「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。15天の大空に光る物があって、地を照らせ。」
そのようになった。16神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。17神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、18昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。19夕べがあり、朝があった。第四の日である。

答唱詩編

詩編104・1+2a、24+33

神よ、あなたのいぶきを地のおもてに。

詩編104

104・1心を尽くして神をたたえよう。
神よ、あなたはまことに偉大なかた。
2a誉れと輝きを身に帯びて、
衣のように光をまとわれる。

24神よ、あなたが造られたものは数えきれない。
英知によって形造られたものは地に満ちている。
33わたしは生涯、神に向かって歌い、
いのちのある限り神をたたえよう。

福音朗読

マルコ6・53-56

アレルヤ、アレルヤ。イエスは神の国の福音を告げ知らせ、民の病いをいやされた。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、イエスと弟子たちは6・53湖を渡り、ゲネサレトという土地に着いて舟をつないだ。54一行が舟から上がると、すぐに人々はイエスと知って、55その地方をくまなく走り回り、どこでもイエスがおられると聞けば、そこへ病人を床に乗せて運び始めた。56村でも町でも里でも、イエスが入って行かれると、病人を広場に置き、せめてその服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。

  • 年間第5火曜日
2月12日(火曜日)

第一朗読

創世記1・20-2・4a

神はこれを見て、良しとされた。

創世記

1・20神は言われた。
「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ。」
21神は水に群がるもの、すなわち大きな怪物、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。神はこれを見て、良しとされた。

22神はそれらのものを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ。」
23夕べがあり、朝があった。第五の日である。

24神は言われた。
「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ。」
そのようになった。25神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這うものを造られた。神はこれを見て、良しとされた。

26神は言われた。
「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
27神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。

28神は彼らを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」

29神は言われた。
「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。30地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」
そのようになった。31神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。

2・1天地万物は完成された。2第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。3この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。4これが天地創造の由来である。

答唱詩編

詩編8・4+5・6+7

神の名はあまねく世界に輝き、その栄光は天にそびえる。

詩編8

8・4あなたの指のわざである天を仰ぎ、
あなたが造られた月と星とを眺めて思う。
5なぜ人に心を留め、
人の子を顧みられるのか。

6あなたは人を神の使いに近い者として造り、
栄えと誉れの冠を授け、
7あなたが造られたものを治めさせ、
すべてをその知恵にゆだねられた。

福音朗読

マルコ7・1-13

アレルヤ、アレルヤ。あなたの顔をわたしの上に輝かせ、掟を授けてください。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、7・1ファリサイ派の人々と数人の律法学者たちが、エルサレムから来て、イエスのもとに集まった。2そして、イエスの弟子たちの中に汚れた手、つまり洗わない手で食事をする者がいるのを見た。3――ファリサイ派の人々をはじめユダヤ人は皆、昔の人の言い伝えを固く守って、念入りに手を洗ってからでないと食事をせず、4また、市場から帰ったときには、身を清めてからでないと食事をしない。そのほか、杯、鉢、銅の器や寝台を洗うことなど、昔から受け継いで固く守っていることがたくさんある。――5そこで、ファリサイ派の人々と律法学者たちが尋ねた。「なぜ、あなたの弟子たちは昔の人の言い伝えに従って歩まず、汚れた手で食事をするのですか。」6イエスは言われた。「イザヤは、あなたたちのような偽善者のことを見事に預言したものだ。彼はこう書いている。

『この民は口先ではわたしを敬うが、
その心はわたしから遠く離れている。
7人間の戒めを教えとしておしえ、
むなしくわたしをあがめている。』

8あなたたちは神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている。」9更に、イエスは言われた。「あなたたちは自分の言い伝えを大事にして、よくも神の掟をないがしろにしたものである。10モーセは、『父と母を敬え』と言い、『父または母をののしる者は死刑に処せられるべきである』とも言っている。11それなのに、あなたたちは言っている。『もし、だれかが父または母に対して、「あなたに差し上げるべきものは、何でもコルバン、つまり神への供え物です」と言えば、12その人はもはや父または母に対して何もしないで済むのだ』と。13こうして、あなたたちは、受け継いだ言い伝えで神の言葉を無にしている。また、これと同じようなことをたくさん行っている。」

  • 年間第5水曜日
2月13日(水曜日)

第一朗読

創世記2・4b-9、15-17

主なる神が地と天を造られたとき、地上にはまだ野の木も、野の草も生えていなかった。

創世記

2・4b主なる神が地と天を造られたとき、5地上にはまだ野の木も、野の草も生えていなかった。主なる神が地上に雨をお送りにならなかったからである。また土を耕す人もいなかった。

6しかし、水が地下から湧き出て、土の面をすべて潤した。7主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。8主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。9主なる神は、見るからに好ましく、食べるに良いものをもたらすあらゆる木を地に生えいでさせ、また園の中央には、命の木と善悪の知識の木を生えいでさせられた。

15主なる神は人を連れて来て、エデンの園に住まわせ、人がそこを耕し、守るようにされた。16主なる神は人に命じて言われた。

「園のすべての木から取って食べなさい。17ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。」

答唱詩編

詩編104・1b+24、29+30

神よ、あなたのいぶきを地のおもてに。

詩編104

104・1b主なる神、
あなたはまことに偉大なかた。
24あなたは数えきれぬほどのものを、
英知に満ちて造られた。

29あなたがいぶきを取り去られると、
死が訪れてちりに戻る。
30あなたは霊を送ってすべてを造り、
地上を新たにしてくださる。

福音朗読

マルコ7・14-23

アレルヤ、アレルヤ。主よ、あなたのことばは真理。わたしたちを真理のうちに聖なる者にしてください。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、7・14イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた。「皆、わたしの言うことを聞いて悟りなさい。15外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである。」17イエスが群衆と別れて家に入られると、弟子たちはこのたとえについて尋ねた。18イエスは言われた。「あなたがたも、そんなに物分かりが悪いのか。すべて外から人の体に入るものは、人を汚すことができないことが分からないのか。19それは人の心の中に入るのではなく、腹の中に入り、そして外に出される。こうして、すべての食べ物は清められる。」20更に、次のように言われた。「人から出て来るものこそ、人を汚す。21中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て来るからである。みだらな行い、盗み、殺意、22姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別など、23これらの悪はみな中から出て来て、人を汚すのである。」

  • 年間第5木曜日
2月14日(木曜日)

第一朗読

創世記2・18-25

こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。

創世記

2・18主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」

19主なる神は、野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥を土で形づくり、人のところへ持って来て、人がそれぞれをどう呼ぶか見ておられた。人が呼ぶと、それはすべて、生き物の名となった。20人はあらゆる家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名を付けたが、自分に合う助ける者は見つけることができなかった。

21主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。22そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、23人は言った。
「ついに、これこそ
わたしの骨の骨
わたしの肉の肉。
これをこそ、女(イシャー)と呼ぼうまさに、
男(イシュ)から取られたものだから。」

24こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。

25人と妻は二人とも裸であったが、恥ずかしがりはしなかった。

答唱詩編

詩編128・2+3ab、3cd+5+6a

しあわせな人、神をおそれ、主の道を歩む者。

詩編128

128・2額に汗してかてを受け、
恵みと平和に満たされる。
3ab実り豊かなぶどうの木のように、
妻は家庭をうるおす。

3cdオリーブの若木のように、
子どもたちは食卓を囲む。
5神の祝福がシオンから臨み、いのちのある限り、
6aエルサレムの栄えと、数多くの子孫の群れを見る。

福音朗読

マルコ7・24-30

アレルヤ、アレルヤ。天と地の主である父はたたえられますように。あなたは神の国のことを小さい人々に現してくださった。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、イエスは7・24ティルスの地方に行かれた。ある家に入り、だれにも知られたくないと思っておられたが、人々に気づかれてしまった。25汚れた霊に取りつかれた幼い娘を持つ女が、すぐにイエスのことを聞きつけ、来てその足もとにひれ伏した。26女はギリシア人でシリア・フェニキアの生まれであったが、娘から悪霊を追い出してくださいと頼んだ。27イエスは言われた。「まず、子供たちに十分食べさせなければならない。子供たちのパンを取って、小犬にやってはいけない。」28ところが、女は答えて言った。「主よ、しかし、食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます。」29そこで、イエスは言われた。「それほど言うなら、よろしい。家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘からもう出てしまった。」30女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。

  • 年間第5金曜日
2月15日(金曜日)

第一朗読

創世記3・1-8

アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れた。

創世記

3・1主なる神が造られた野の生き物のうちで、最も賢いのは蛇であった。蛇は女に言った。
「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか。」
2女は蛇に答えた。
「わたしたちは園の木の果実を食べてもよいのです。3でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました。」
4蛇は女に言った。
「決して死ぬことはない。5それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」

6女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。7二人の目は開け、自分たちが裸であることを知り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとした。

8その日、風の吹くころ、主なる神が園の中を歩く音が聞こえてきた。アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れた。

答唱詩編

詩編32・5abef、7

主は豊かなあがないに満ち、いつくしみ深い。

詩編32

32・5わたしは罪をあなたに表し、
わたしのとがを隠さずに言う。
あなたはわたしの罪をゆるし、
わたしのとがを清めてくださる。

7あなたはわたしの隠れ場、
苦しみからわたしを助け出し、
救いの喜びで
覆ってくださる。

福音朗読

マルコ7・31-37

アレルヤ、アレルヤ。神よ、わたしたちの心を開き、あなたの子が語られることに心を向けさせてください。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、7・31イエスはティルスの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。32人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て、その上に手を置いてくださるようにと願った。33そこで、イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出し、指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられた。34そして、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、「エッファタ」と言われた。これは、「開け」という意味である。35すると、たちまち耳が開き、舌のもつれが解け、はっきり話すことができるようになった。36イエスは人々に、だれにもこのことを話してはいけない、と口止めをされた。しかし、イエスが口止めをされればされるほど、人々はかえってますます言い広めた。37そして、すっかり驚いて言った。「この方のなさったことはすべて、すばらしい。耳の聞こえない人を聞こえるようにし、口の利けない人を話せるようにしてくださる。」

  • 年間第5土曜日
2月16日(土曜日)

第一朗読

創世記3・9-24

あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。

創世記

3・9主なる神はアダムを呼ばれた。
「どこにいるのか。」
10彼は答えた。
「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。」
11神は言われた。
「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」
12アダムは答えた。
「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」
13主なる神は女に向かって言われた。
「何ということをしたのか。」
女は答えた。
「蛇がだましたので、食べてしまいました。」
14主なる神は、蛇に向かって言われた。
「このようなことをしたお前はあらゆる家畜、あらゆる野の獣の中で呪われるものとなった。お前は、生涯這いまわり、塵を食らう。15お前と女、お前の子孫と女の子孫の間にわたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕きお前は彼のかかとを砕く。」
16神は女に向かって言われた。
「お前のはらみの苦しみを大きなものにする。お前は、苦しんで子を産む。お前は男を求め彼はお前を支配する。」
17神はアダムに向かって言われた。
「お前は女の声に従い取って食べるなと命じた木から食べた。お前のゆえに、土は呪われるものとなった。お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。18お前に対して土は茨とあざみを生えいでさせる野の草を食べようとするお前に。19お前は顔に汗を流してパンを得る土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。」

20アダムは女をエバ(命)と名付けた。彼女がすべて命あるものの母となったからである。21主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。
22主なる神は言われた。
「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」
23主なる神は、彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにされた。24こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく剣の炎を置かれた。

答唱詩編

詩編90・3+5ab、11+12

神のはからいは限りなく、生涯わたしはその中に生きる。

詩編90

90・3あなたは人に「元に戻れ」と仰せになり、
人はちりに戻される。
5abあなたがいのちを断たれると、
人は眠りにおちいる。

11だれがあなたの怒りの力を悟り、
憤りの恐ろしさを知っているのか。
12残された日々を数えることを教え、
知恵に向かう心を与えてください。

福音朗読

マルコ8・1-10

アレルヤ、アレルヤ。人はパンだけではなく、神の言葉によって生きている。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

8・1そのころ、また群衆が大勢いて、何も食べる物がなかったので、イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた。2「群衆がかわいそうだ。もう三日もわたしと一緒にいるのに、食べ物がない。3空腹のまま家に帰らせると、途中で疲れきってしまうだろう。中には遠くから来ている者もいる。」4弟子たちは答えた。「こんな人里離れた所で、いったいどこからパンを手に入れて、これだけの人に十分食べさせることができるでしょうか。」5イエスが「パンは幾つあるか」とお尋ねになると、弟子たちは、「七つあります」と言った。6そこで、イエスは地面に座るように群衆に命じ、七つのパンを取り、感謝の祈りを唱えてこれを裂き、人々に配るようにと弟子たちにお渡しになった。弟子たちは群衆に配った。7また、小さい魚が少しあったので、賛美の祈りを唱えて、それも配るようにと言われた。8人々は食べて満腹したが、残ったパンの屑を集めると、七籠になった。9およそ四千人の人がいた。イエスは彼らを解散させられた。10それからすぐに、弟子たちと共に舟に乗って、ダルマヌタの地方に行かれた。

  • 年間第6主日
2月17日(日曜日)

第一朗読

エレミヤ17・5-8

呪われよ、人間に信頼する人は。祝福されよ、主に信頼する人は。

エレミヤの預言

17・5主はこう言われる。
呪われよ、人間に信頼し、肉なる者を頼みとし
その心が主を離れ去っている人は。
6彼は荒れ地の裸の木。
恵みの雨を見ることなく
人の住めない不毛の地
炎暑の荒れ野を住まいとする。
祝福されよ、主に信頼する人は。
主がその人のよりどころとなられる。
8彼は水のほとりに植えられた木。
水路のほとりに根を張り
暑さが襲うのを見ることなく
その葉は青々としている。
干ばつの年にも憂いがなく
実を結ぶことをやめない。

答唱詩編

詩編1・1ac+2、3、6

しあわせな人、神をおそれ、主の道を歩む者。

詩編1

1・1acしあわせなひと、
罪びとの道を歩むことなく、
2神のおきてを喜びとし、
昼も夜も教えを心に留める人。

3流れのほとりに植えられた木が、
季節になると豊かに実り、
葉もしおれることのないように、
この人の行いも実を結ぶ。

6神に従う人のつどいは神のもとにあり、
神に逆らう者の道は、滅びへとつづく。

第二朗読

①コリント15・12、16-20

キリストが復活しなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしい。

使徒パウロのコリントの教会への手紙

皆さん、15・12キリストは死者の中から復活した、と宣べ伝えられているのに、あなたがたの中のある者が、死者の復活などない、と言っているのはどういうわけですか。16死者が復活しないのなら、キリストも復活しなかったはずです。17そして、キリストが復活しなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお罪の中にあることになります。18そうだとすると、キリストを信じて眠りについた人々も滅んでしまったわけです。19この世の生活でキリストに望みをかけているだけだとすれば、わたしたちはすべての人の中で最も惨めな者です。20しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。

福音朗読

ルカ6・17、20-26

アレルヤ、アレルヤ。喜びおどれ、天においてあなたがたの報いは大きい。アレルヤ、アレルヤ。

ルカによる福音

そのとき、6・17イエスは十二人と一緒に山から下りて、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、また、ティルスやシドンの海岸地方から来ていた。

20さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。
「貧しい人々は、幸いである、神の国はあなたがたのものである。
21今飢えている人々は、幸いである、あなたがたは満たされる。
今泣いている人々は、幸いである、あなたがたは笑うようになる。
22人々に憎まれるとき、また、人の子のために追い出され、ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである。23その日には、喜び踊りなさい。天には大きな報いがある。この人々の先祖も、預言者たちに同じことをしたのである。
24しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、あなたがたはもう慰めを受けている。
25今満腹している人々、あなたがたは、不幸である、あなたがたは飢えるようになる。
今笑っている人々は、不幸である、あなたがたは悲しみ泣くようになる。

26すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸である。この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。」

  • 年間第6月曜日
2月18日(月曜日)

第一朗読

創世記4・1-15、25

エバは身ごもってカインを産み、「わたしは主によって男子を得た」と言った。

創世記

4・1さて、アダムは妻エバを知った。彼女は身ごもってカインを産み、「わたしは主によって男子を得た」と言った。2彼女はまたその弟アべルを産んだ。アべルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。3時を経て、カインは土の実りを主のもとに献げ物として持って来た。4アべルは羊の群れの中から肥えた初子を持って来た。主はアべルとその献げ物に目を留められたが、5カインとその献げ物には目を留められなかった。カインは激しく怒って顔を伏せた。6主はカインに言われた。
「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。7もしお前が正しいのなら、顔を上げられるはずではないか。正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。お前はそれを支配せねばならない。」
8カインが弟アべルに言葉をかけ、二人が野原に着いたとき、カインは弟アべルを襲って殺した。9主はカインに言われた。
「お前の弟アべルは、どこにいるのか。」
カインは答えた。
「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」
10主は言われた。
「何ということをしたのか。お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。11今、お前は呪われる者となった。お前が流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。12土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。お前は地上をさまよい、さすらう者となる。」
13カインは主に言った。
「わたしの罪は重すぎて負いきれません。14今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、わたしが御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしまえば、わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう。」
15主はカインに言われた。
「いや、それゆえカインを殺す者は、だれであれ七倍の復讐を受けるであろう。」
主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、カインにしるしを付けられた。

25再び、アダムは妻を知った。彼女は男の子を産み、セトと名付けた。カインがアべルを殺したので、神が彼に代わる子を授け(シャト)られたからである。

答唱詩編

詩編130・1+2、3+4

主は豊かなあがないに満ち、いつくしみ深い。

詩編130

130・1神よ、深い淵から、
あなたに呼び、
2嘆き祈る私の声を
聞いてください。

3あなたが悪に目を留められるなら、
だれがみ前に立てよう。
4しかし、あなたのゆるしのために、
人はあなたをおそれ尊ぶ。

福音朗読

マルコ8・11-13

アレルヤ、アレルヤ。わたしは道、真理、いのち。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行かれない。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、8・11ファリサイ派の人々が来て、イエスを試そうとして、天からのしるしを求め、議論をしかけた。12イエスは、心の中で深く嘆いて言われた。「どうして、今の時代の者たちはしるしを欲しがるのだろう。はっきり言っておく。今の時代の者たちには、決してしるしは与えられない。」13そして、彼らをそのままにして、また舟に乗って向こう岸へ行かれた。

  • 年間第6火曜日
2月19日(火曜日)

第一朗読

創世記6・5-8、7・1-5、10

ノアは、すべて主が命じられたとおりにした。

創世記

6・5主は、地上に人の悪が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのを御覧になって、6地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められた。7主は言われた。

「わたしは人を創造したが、これを地上からぬぐい去ろう。人だけでなく、家畜も這うものも空の鳥も。わたしはこれらを造ったことを後悔する。」8しかし、ノアは主の好意を得た。

7・1主はノアに言われた。

「さあ、あなたとあなたの家族は皆、箱舟に入りなさい。この世代の中であなただけはわたしに従う人だと、わたしは認めている。2あなたは清い動物をすべて七つがいずつ取り、また、清くない動物をすべて一つがいずつ取りなさい。3空の鳥も七つがい取りなさい。全地の面に子孫が生き続けるように。4七日の後、わたしは四十日四十夜地上に雨を降らせ、わたしが造ったすべての生き物を地の面からぬぐい去ることにした。」5ノアは、すべて主が命じられたとおりにした。

10七日が過ぎて、洪水が地上に起こった。

答唱詩編

詩編29・3a+4、10+11

主はわれらの支え、主はわれらの柱。

詩編29

29・3a主のみ声は水を治め、
その声には力があり、
4主のみ声には威厳がある。

10主はとこしえに王座に着き、
11主はその民に力を与え、
平和をもって祝される。

福音朗読

マルコ8・14-21

アレルヤ、アレルヤ。わたしを愛する人はわたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛し、私たちはその人のもとに行く。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、8・14弟子たちはパンを持って来るのを忘れ、舟の中には一つのパンしか持ち合わせていなかった。15そのとき、イエスは、「ファリサイ派の人々のパン種とヘロデのパン種によく気をつけなさい」と戒められた。16弟子たちは、これは自分たちがパンを持っていないからなのだ、と論じ合っていた。17イエスはそれに気づいて言われた。「なぜ、パンを持っていないことで議論するのか。まだ、分からないのか。悟らないのか。心がかたくなになっているのか。18目があっても見えないのか。耳があっても聞こえないのか。覚えていないのか。19わたしが五千人に五つのパンを裂いたとき、集めたパンの屑でいっぱいになった籠は、幾つあったか。」弟子たちは、「十二です」と言った。20「七つのパンを四千人に裂いたときには、集めたパンの屑でいっぱいになった籠は、幾つあったか。」「七つです」と言うと、21イエスは、「まだ悟らないのか」と言われた。

  • 年間第6水曜日
2月20日(水曜日)

第一朗読

創世記8・6-13、20-22

見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。

創世記

8・6四十日たって、ノアは自分が造った箱舟の窓を開き、7烏を放した。烏は飛び立ったが、地上の水が乾くのを待って、出たり入ったりした。8ノアは鳩を彼のもとから放して、地の面から水がひいたかどうかを確かめようとした。9しかし、鳩は止まる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰って来た。水がまだ全地の面を覆っていたからである。ノアは手を差し伸べて鳩を捕らえ、箱舟の自分のもとに戻した。

10更に七日待って、彼は再び鳩を箱舟から放した。11鳩は夕方になってノアのもとに帰って来た。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。ノアは水が地上からひいたことを知った。12彼は更に七日待って、鳩を放した。鳩はもはやノアのもとに帰って来なかった。

13ノアが六百一歳のとき、最初の月の一日に、地上の水は乾いた。ノアは箱舟の覆いを取り外して眺めた。見よ、地の面は乾いていた。

20ノアは主のために祭壇を築いた。そしてすべての清い家畜と清い鳥のうちから取り、焼き尽くす献げ物として祭壇の上にささげた。21主は宥めの香りをかいで、御心に言われた。

「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。
22地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも
寒さも暑さも、夏も冬も
昼も夜も、やむことはない。」

答唱詩編

詩編105・1+2、6+7+8a+10b

心を尽くして神をたたえ、すべての恵みを心に留めよう。

詩編105

105・1神に感謝してその名をたたえよ。
諸国の民に神のわざを告げ知らせよ。
2賛美の歌を神に歌い、
そのすべての不思議なわざを語れ。

6神のしもべ、選ばれた者よ、
7神のさばきは世界に及ぶ。
8a神は契約をとこしえに守られる。
10bイスラエルのための永遠の契約。

福音朗読

マルコ8・22-26

アレルヤ、アレルヤ。主イエス・キリストの父がわたしたちの心の目を開き、わたしたちがどんな希望に召されているかを示してくださる。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、イエスと弟子たちは8・22ベトサイダに着いた。人々が一人の盲人をイエスのところに連れて来て、触れていただきたいと願った。23イエスは盲人の手を取って、村の外に連れ出し、その目に唾をつけ、両手をその人の上に置いて、「何か見えるか」とお尋ねになった。24すると、盲人は見えるようになって、言った。「人が見えます。木のようですが、歩いているのが分かります。」25そこで、イエスがもう一度両手をその目に当てられると、よく見えてきていやされ、何でもはっきり見えるようになった。26イエスは、「この村に入ってはいけない」と言って、その人を家に帰された。

  • 年間第6木曜日
2月21日(木曜日)

第一朗読

創世記9・1-13

すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。

創世記

9・1神はノアと彼の息子たちを祝福して言われた。

「産めよ、増えよ、地に満ちよ。2地のすべての獣と空のすべての鳥は、地を這うすべてのものと海のすべての魚と共に、あなたたちの前に恐れおののき、あなたたちの手にゆだねられる。3動いている命あるものは、すべてあなたたちの食糧とするがよい。わたしはこれらすべてのものを、青草と同じようにあなたたちに与える。4ただし、肉は命である血を含んだまま食べてはならない。

5また、あなたたちの命である血が流された場合、わたしは賠償を要求する。いかなる獣からも要求する。人間どうしの血については、人間から人間の命を賠償として要求する。

6人の血を流す者は
人によって自分の血を流される。
人は神にかたどって造られたからだ。
7あなたたちは産めよ、増えよ
地に群がり、地に増えよ。」

8神はノアと彼の息子たちに言われた。9「わたしは、あなたたちと、そして後に続く子孫と、契約を立てる。10あなたたちと共にいるすべての生き物、またあなたたちと共にいる鳥や家畜や地のすべての獣など、箱舟から出たすべてのもののみならず、地のすべての獣と契約を立てる。11わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」

12更に神は言われた。

「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。13すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。」

答唱詩編

詩編111・3+4b+5b、7+8

神は残された、不思議なわざの記念を。

詩編111

111・3神のわざは力と輝きに満ち、
その正義はとこしえに及ぶ。
4b神は恵み豊かであわれみ深く、
5bとこしえに契約を心に留めてくださる。

7神のわざにはまこととめぐみ、
すべての定めはゆるぎなく、
8世よ、とこしえにすえられ、
ただしさとまことに基づいている。

福音朗読

マルコ8・27-33

アレルヤ、アレルヤ。主よ、あなたのことばは霊であり、いのちです。あなたは永遠の命のことばをもっておられる。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、8・27イエスは、弟子たちとフィリポ・カイサリア地方の方々の村にお出かけになった。その途中、弟子たちに、「人々は、わたしのことを何者だと言っているか」と言われた。28弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言っています。ほかに、『エリヤだ』と言う人も、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」29そこでイエスがお尋ねになった。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」ペトロが答えた。「あなたは、メシアです。」30するとイエスは、御自分のことをだれにも話さないようにと弟子たちを戒められた。

31それからイエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日の後に復活することになっている、と弟子たちに教え始められた。32しかも、そのことをはっきりとお話しになった。すると、ペトロはイエスをわきへお連れして、いさめ始めた。33イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペトロを叱って言われた。「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」

  • 聖ペトロの使徒座
2月22日(金曜日) 祝日

第一朗読

①ペトロ5・1-4

大牧者がお見えになるとき、あなたがたは栄冠を受けることになります。

使徒ペトロの手紙

愛する皆さん、5・1わたしは長老の一人として、また、キリストの受難の証人、やがて現れる栄光にあずかる者として、あなたがたのうちの長老たちに勧めます。2あなたがたにゆだねられている、神の羊の群れを牧しなさい。強制されてではなく、神に従って、自ら進んで世話をしなさい。卑しい利得のためにではなく献身的にしなさい。3ゆだねられている人々に対して、権威を振り回してもいけません。むしろ、群れの模範になりなさい。4そうすれば、大牧者がお見えになるとき、あなたがたはしぼむことのない栄冠を受けることになります。

答唱詩編

詩編23・2+3、4

主はわれらの牧者、わたしは乏しいことがない。

詩編23

23・2神はわたしを緑のまきばに伏させ、
いこいの水辺に伴われる。
3神はわたしを生き返らせ、
いつくしみによって正しい道に導かれる。

4たとえ死の陰の谷を歩んでも、
わたしはわざわいを恐れない。
あなたがわたしとともにおられ、
その鞭と杖はわたしを守る。

福音朗読

マタイ16・13-19

(アレルヤ、アレルヤ。)あなたはいわお。この岩の上にわたしの教会を建てよう。地獄の門もこれに勝つことはできない。(アレルヤ、アレルヤ。)

マタイによる福音

16・13イエスは、フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、弟子たちに、「人々は、人の子のことを何者だと言っているか」とお尋ねになった。14弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、『エリヤだ』と言う人もいます。ほかに、『エレミヤだ』とか、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」15イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」16シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。17すると、イエスはお答えになった。「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。あなたにこのことを現したのは、人間ではなく、わたしの天の父なのだ。18わたしも言っておく。あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない。19わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」

  • 年間第6土曜日
2月23日(土曜日)

第一朗読

ヘブライ11・1-7

信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。

ヘブライ人への手紙

皆さん、11・1信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。2昔の人たちは、この信仰のゆえに神に認められました。

3信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉によって創造され、従って見えるものは、目に見えているものからできたのではないことが分かるのです。

4信仰によって、アベルはカインより優れたいけにえを神に献げ、その信仰によって、正しい者であると証明されました。神が彼の献げ物を認められたからです。アベルは死にましたが、信仰によってまだ語っています。5信仰によって、エノクは死を経験しないように、天に移されました。神が彼を移されたので、見えなくなったのです。移される前に、神に喜ばれていたことが証明されていたからです。6信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神は御自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです。7信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について神のお告げを受けたとき、恐れかしこみながら、自分の家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世界を罪に定め、また信仰に基づく義を受け継ぐ者となりました。

答唱詩編

詩編145・1+3、10+11

いのちあるすべてのものに、主は食物を恵まれる。

詩編145

145・1神よ、わたしはあなたをあがめ、
世々にあなたの力をたたえる。
3すべてを越える神、
その偉大さははかりしれない。

10神よ、造られたすべてのものはあなたをたたえ、
あなたに従う人は感謝して歌う。
11彼らはあなたの国の栄光を語り、
力あるあなたのわざを告げる。

福音朗読

マルコ9・2-13

アレルヤ、アレルヤ。天が開いて父の声が響いた。「これは私の愛する子、彼に聞け。」アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、9・2イエスは、ただペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、3服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。4エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り合っていた。5ペトロが口をはさんでイエスに言った。「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」6ペトロは、どう言えばよいのか、分からなかった。弟子たちは非常に恐れていたのである。7すると、雲が現れて彼らを覆い、雲の中から声がした。「これはわたしの愛する子。これに聞け。」8弟子たちは急いで辺りを見回したが、もはやだれも見えず、ただイエスだけが彼らと一緒におられた。

9一同が山を下りるとき、イエスは、「人の子が死者の中から復活するまでは、今見たことをだれにも話してはいけない」と弟子たちに命じられた。10彼らはこの言葉を心に留めて、死者の中から復活するとはどういうことかと論じ合った。11そして、イエスに、「なぜ、律法学者は、まずエリヤが来るはずだと言っているのでしょうか」と尋ねた。12イエスは言われた。「確かに、まずエリヤが来て、すべてを元どおりにする。それなら、人の子は苦しみを重ね、辱めを受けると聖書に書いてあるのはなぜか。13しかし、言っておく。エリヤは来たが、彼について聖書に書いてあるように、人々は好きなようにあしらったのである。」

  • 年間第7主日
2月24日(日曜日)

第一朗読

サムエル上26・2、7-9、12-13、22-23

今日、主はわたしの手にあなたを渡されましたが、主が油を注がれた方に手をかけることをわたしは望みませんでした。

サムエル記

26・2その日、サウルは立ってイスラエルの精鋭三千を率い、ジフの荒れ野に下って行き、ダビデをジフの荒れ野で捜した。

7ダビデとアビシャイは夜になって兵士に近寄った。サウルは幕営の中に横になって眠り込んでおり、彼の槍はその枕もとの地面に突き刺してあった。アブネルも兵士もその周りで眠っていた。8アビシャイはダビデに言った。「神は、今日、敵をあなたの手に渡されました。さあ、わたしに槍の一突きで彼を刺し殺させてください。一度でしとめます。」9ダビデはアビシャイに言った。「殺してはならない。主が油を注がれた方に手をかければ、罰を受けずには済まない。」

12ダビデはサウルの枕もとから槍と水差しを取り、彼らは立ち去った。見ていた者も、気づいた者も、目を覚ました者もなかった。主から送られた深い眠りが彼らを襲い、全員眠り込んでいた。

13ダビデは向こう側に渡り、遠く離れた山の頂に立った。サウルの陣営との隔たりは大きかった。

22ダビデはサウルに言った。「王の槍はここにあります。従者を一人よこし、これを運ばせてください。23主は、おのおのに、その正しい行いと忠実さに従って報いてくださいます。今日、主はわたしの手にあなたを渡されましたが、主が油を注がれた方に手をかけることをわたしは望みませんでした。」

答唱詩編

詩編103・3+4、8+13、11+12

心を尽くして神をたたえ、すべての恵みを心に留めよう。

詩編103

103・3神はわたしの罪をゆるし、
痛みをいやされる。
4わたしのいのちを危機から救い、
いつくしみ深く祝福される。

8神は恵み豊かに、あわれみ深く、
怒るに遅く、いつくしみ深い。
13父が子どもをいつくしむように、
神の愛は、神をおそれる人の上にある。

11天が地より高いように、
いつくしみは神を恐れる人の上にある。
12東と西が果てしなく遠いように、
神は私たちを罪から引き離される。

第二朗読

①コリント15・45-49

わたしたちは、土からできたその人の似姿となっているように、天に属するその人の似姿にもなるのです。

使徒パウロのコリントの教会への手紙

15・45皆さん、「最初の人アダムは命のある生き物となった」と書いてありますが、最後のアダムは命を与える霊となったのです。46最初に霊の体があったのではありません。自然の命の体があり、次いで霊の体があるのです。47最初の人は土ででき、地に属する者であり、第二の人は天に属する者です。48土からできた者たちはすべて、土からできたその人に等しく、天に属する者たちはすべて、天に属するその人に等しいのです。49わたしたちは、土からできたその人の似姿となっているように、天に属するその人の似姿にもなるのです。

福音朗読

ルカ6・27-38

アレルヤ、アレルヤ。新しい掟をあなたがたに与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように。アレルヤ、アレルヤ。

ルカによる福音

そのとき、イエスは弟子たちに言われた。6・27「わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。28悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。29あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。30求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。31人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。32自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵みがあろうか。罪人でも、愛してくれる人を愛している。33また、自分によくしてくれる人に善いことをしたところで、どんな恵みがあろうか。罪人でも同じことをしている。34返してもらうことを当てにして貸したところで、どんな恵みがあろうか。罪人さえ、同じものを返してもらおうとして、罪人に貸すのである。35しかし、あなたがたは敵を愛しなさい。人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい。そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。36あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。37人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。人を罪人だと決めるな。そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。38与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、ふところに入れてもらえる。あなたがたは自分の量る秤で量り返されるからである。」

  • 年間第7月曜日
2月25日(月曜日)

第一朗読

シラ1・1-10

すべての知恵は、主から来る。

シラ書

1・1すべての知恵は、主から来る。
主と共に永遠に存在する。
2浜辺の砂、雨の滴、
永遠に続く日々、だれがこれらを数え尽くしえようか。
3天の高さ、地の広さ、
地下の海、知恵の深さ、だれがこれらを探りえようか。
4知恵は、他のすべてのものに先立って造られ、
その悟る力も、永遠の昔から存在している。
5〔知恵の泉は、いと高き所にいます神の言葉、
知恵の歩みは、永遠の掟。〕
6知恵の根源が、だれに示されたであろうか。
その巧みさを、だれが知りえたであろうか。
7〔知恵がもたらす知識を、だれが見たであろうか。
知恵がもたらす豊かな経験を、
だれが理解したであろうか。〕8知恵ある方はただひとり、いと畏き方、
玉座に座っておられる主である。
9主御自身が知恵を造り、
これを見て、価値あるものとされ、
造られたすべてのものの上に知恵を注がれた。
10主は、すべての人々に分に応じて知恵を与え、
主を愛する者には惜しみなくそれを与えられた。
〔主を愛することこそ、輝かしい知恵。
主は、御自分を示すために、知恵を分け与え、
こうして彼らは主を見るようになる。〕

答唱詩編

詩編93・1+2、5+栄唱

神のいつくしみをとこしえに歌い、主のまことを代々に告げよう。

詩編93

93・1神は王。栄光に満ち、
偉大な力を身に帯びておられる。
2神は世界をゆるぎなく建て、
とこしえに王座をすえ、永遠に座しておられる。

5神よ、あなたのことばは変わることなく、
あなたの家はとこしえにとうとい。
栄唱栄光は父と子と聖霊に。
初めのように今もいつも世々に。アーメン。

福音朗読

マルコ9・14-29

アレルヤ、アレルヤ。わたしたちの救い主イエス・キリストは死を滅ぼし、福音によって生涯を照らしてくださった。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、イエスは三人の弟子とともに山を下りて、9・14ほかの弟子たちのところに来てみると、彼らは大勢の群衆に取り囲まれて、律法学者たちと議論していた。15群衆は皆、イエスを見つけて非常に驚き、駆け寄って来て挨拶した。16イエスが、「何を議論しているのか」とお尋ねになると、17群衆の中のある者が答えた。「先生、息子をおそばに連れて参りました。この子は霊に取りつかれて、ものが言えません。18霊がこの子に取りつくと、所かまわず地面に引き倒すのです。すると、この子は口から泡を出し、歯ぎしりして体をこわばらせてしまいます。この霊を追い出してくださるようにお弟子たちに申しましたが、できませんでした。」19イエスはお答えになった。「なんと信仰のない時代なのか。いつまでわたしはあなたがたと共にいられようか。いつまで、あなたがたに我慢しなければならないのか。その子をわたしのところに連れて来なさい。」20人々は息子をイエスのところに連れて来た。霊は、イエスを見ると、すぐにその子を引きつけさせた。その子は地面に倒れ、転び回って泡を吹いた。21イエスは父親に、「このようになったのは、いつごろからか」とお尋ねになった。父親は言った。「幼い時からです。22霊は息子を殺そうとして、もう何度も火の中や水の中に投げ込みました。おできになるなら、わたしどもを憐れんでお助けください。」23イエスは言われた。「『できれば』と言うか。信じる者には何でもできる。」24その子の父親はすぐに叫んだ。「信じます。信仰のないわたしをお助けください。」25イエスは、群衆が走り寄って来るのを見ると、汚れた霊をお叱りになった。「ものも言わせず、耳も聞こえさせない霊、わたしの命令だ。この子から出て行け。二度とこの子の中に入るな。」26すると、霊は叫び声をあげ、ひどく引きつけさせて出て行った。その子は死んだようになったので、多くの者が、「死んでしまった」と言った。27しかし、イエスが手を取って起こされると、立ち上がった。28イエスが家の中に入られると、弟子たちはひそかに、「なぜ、わたしたちはあの霊を追い出せなかったのでしょうか」と尋ねた。29イエスは、「この種のものは、祈りによらなければ決して追い出すことはできないのだ」と言われた。

  • 年間第7火曜日
2月26日(火曜日)

第一朗読

シラ21-11

心を引き締めて、耐え忍べ。

シラ書

2・1子よ、主に仕えるつもりなら、
自らを試練に向けて備えよ。
2心を引き締めて、耐え忍べ。
災難のときにも、取り乱すな。
3主に寄りすがり、決して離れるな。
そうすれば、豊かな晩年を送ることになる。
4身にふりかかる艱難は、すべて甘受せよ。
たとえ屈辱を受けても、我慢せよ。
5金は火で精錬され、
人は屈辱のかまどで陶冶され、神に受け入れられる。
〔病気のときも貧しいときも、主に依り頼め。〕
6主を信頼せよ。そうすれば必ず助けてくださる。
お前の歩む道を一筋にして、主に望みを置け。

7主を畏れる人たちよ、主の憐れみを待ち望め。
わき見をしてはならない。さもないと、道を踏み外す。
8主を畏れる人たちよ、主を信頼せよ。
そうすれば必ず報われる。
9主を畏れる人たちよ、主が賜るすばらしいこと、
すなわち、永遠の喜びと憐れみを待ち望め。
〔主は喜びに満ちた永遠の賜物を報酬として与えてくださる。〕
10昔の人々のことを顧みて、よく考えてみよ。
主を信頼して、欺かれた者があったか。
主を敬い続けて、見捨てられた者があったか。
主を呼び求めて、無視された者があったか。
11主は、慈しみ深く、憐れみ深い方、
わたしたちの罪を赦し、苦難のときに助けてくださる。

答唱詩編

詩編37・3、17b+18b

喜びに心をはずませ、救いの泉から水をくむ。

詩編

37・3神により頼み、よいわざに励み、
約束の地を住まいとし、真実をかてとせよ。

17b神に従う人は神に支えられる。
18b彼らのゆずりはいつまでも続く。

福音朗読

マルコ9・30-37

アレルヤ、アレルヤ。わたしには主の十字架のほかに誇るものはない。世はわたしにとって、わたしも世にとって十字架に付けられている。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、イエスと弟子たちは9・30そこを去って、ガリラヤを通って行った。しかし、イエスは人に気づかれるのを好まれなかった。31それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活する」と言っておられたからである。32弟子たちはこの言葉が分からなかったが、怖くて尋ねられなかった。

33一行はカファルナウムに来た。家に着いてから、イエスは弟子たちに、「途中で何を議論していたのか」とお尋ねになった。34彼らは黙っていた。途中でだれがいちばん偉いかと議論し合っていたからである。35イエスが座り、十二人を呼び寄せて言われた。「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」36そして、一人の子供の手を取って彼らの真ん中に立たせ、抱き上げて言われた。37「わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。」

  • 年間第7水曜日
2月27日(水曜日)

第一朗読

シラ4・11-19

知恵は、それに従う子らを高め、これを追い求める者を助ける。

シラ書

4・11知恵は、それに従う子らを高め、これを追い求める者を助ける。12知恵を愛する者は、命を愛する者。朝早く起きて知恵を求める者は、喜びに満たされる。13知恵を得る者は、誉れを受け継ぎ、行く先々で、主から祝福される。14知恵に仕える者は、聖なる方に奉仕する者。知恵を愛する者は、主から愛される。15知恵に聞き従う者は、諸国民を正しく裁き、知恵に心を向ける者は、安らかに暮らす。16知恵を信頼すれば、知恵が与えられ、子孫もその知恵を受け継ぐ。17知恵は、最初、お前を険しい道に連れて行き、恐れの気持を抱かせて、おじけさせる。知恵の試練は、お前を激しく苦しめる。知恵は、お前を信頼するまで、数々の要求を突きつけて、お前を試みる。18だがすぐに、知恵は再びお前のもとに来て、お前を喜ばせ、その真意を明らかに示す。19しかし、お前が道をそれるなら、知恵はお前を見捨て、お前が破滅していくにまかせる。

答唱詩編

詩編119・127+129、160+162

主よ、あなたは永遠のいのちのことば。

詩編119

119・127金よりも純金よりも、
あなたのすすめをわたしは愛する。
129神よ、あなたの定めはすばらしい。
心を尽くしてわたしはそれを守る。

160あなたのことばは真理に基づく。
正しいさばきはとこしえに変わることがない。
162すばらしい宝を見つけた人のように、
わたしはあなたの仰せを喜ぶ。

福音朗読

マルコ9・38-40

アレルヤ、アレルヤ。わたしは道、真理、いのち。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行かれない。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、9・38ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」39イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。40わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。」

  • 年間第7木曜日
2月28日(木曜日)

第一朗読

シラ5・1-8

「罪を犯したが、何も起こらなかった」と言うな。

シラ書

5・1自分の財産を頼みとするな。
「わたしは、何でも思いのままだ」と言うな。
2本能と自分の力に引きずられ、
欲望のままに生きてはいけない。
3「だれもわたしを支配できない」と言うな。
主は必ずお前に復讐なさるだろう。
4「罪を犯したが、何も起こらなかった」と言うな。
主は忍耐しておられるのだ。
5どうせ罪は贖われるのだからといい気になって、
罪に罪を重ねてはならない。
6「主の憐れみは豊かだから、
数多くのわたしの罪は赦される」と言うな。
主は、憐れみだけでなく、怒りをも持ち、
その激しい怒りは罪人たちの上に下る。
7速やかに主のもとに立ち帰れ。
一日、もう一日と、引き延ばしてはいけない。
主の怒りが、突然やって来て、
裁きの時に、お前を滅ぼしてしまうからだ。
8人を惑わす財産を頼みとするな。
いざというとき、何の役にも立たない。

答唱詩編

詩編1・1、6

神のおきてを喜び、心に教えを留める人、神はその人を祝される。

詩編1

1・1しあわせな人、
神に逆らう者の集いに入らず、
罪びとの道を歩むことなく、
神をあざける者のはかりごとにくみしない人。

6神に従う人の集いは
神のもとにあり、
神に逆らう者の道は、
滅びへと続く。

福音朗読

マルコ9・41-50

アレルヤ、アレルヤ。あなたがたにのべ伝えられた福音は永遠にとどまる神のことば。アレルヤ、アレルヤ。

マルコによる福音

そのとき、イエスは弟子たちに言われた。9・41「はっきり言っておく。キリストの弟子だという理由で、あなたがたに一杯の水を飲ませてくれる者は、必ずその報いを受ける。

42わたしを信じるこれらの小さな者の一人をつまずかせる者は、大きな石臼を首に懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がはるかによい。43もし片方の手があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両手がそろったまま地獄の消えない火の中に落ちるよりは、片手になっても命にあずかる方がよい。†45もし片方の足があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両足がそろったままで地獄に投げ込まれるよりは、片足になっても命にあずかる方がよい。†47もし片方の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出しなさい。両方の目がそろったまま地獄に投げ込まれるよりは、一つの目になっても神の国に入る方がよい。48地獄では蛆が尽きることも、火が消えることもない。49人は皆、火で塩味を付けられる。50塩は良いものである。だが、塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩に味を付けるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。」