第一朗読 ①ヨハネ4・11-18
神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。 使徒ヨハネの手紙
4・11愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。12いまだかつて神を見た者はいません。わたしたちが互いに愛し合うならば、神はわたしたちの内にとどまってくださり、神の愛がわたしたちの内で全うされているのです。
13神はわたしたちに、御自分の霊を分け与えてくださいました。このことから、わたしたちが神の内にとどまり、神もわたしたちの内にとどまってくださることが分かります。14わたしたちはまた、御父が御子を世の救い主として遣わされたことを見、またそのことを証ししています。15イエスが神の子であることを公に言い表す人はだれでも、神がその人の内にとどまってくださり、その人も神の内にとどまります。16わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。 (...)
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Liturgie
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降誕節水曜日〔公現後〕
2023年1221日, 著者: Origenius -
降誕節木曜日〔公現後〕
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①ヨハネ4・19-5・4
神を愛する人は、兄弟をも愛すべきです。これが、神から受けた掟です。 使徒ヨハネの手紙
愛する皆さん、4・19わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。20「神を愛している」と言いながら兄弟を憎む者がいれば、それは偽り者です。目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。21神を愛する人は、兄弟をも愛すべきです。これが、神から受けた掟です。
5・1イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。そして、生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します。2このことから明らかなように、わたしたちが神を愛し、その掟を守るときはいつも、神の子供たちを愛します。3神を愛するとは、神の掟を守ることです。神の掟は難しいものではありません。4神から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。
答唱詩編
神はすべてのものを治め、偉大な力に満ちておられる。 詩編72
72・1神よ、あなたの正義を王に与え、 (...) -
降誕節金曜日〔公現後〕
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①ヨハネ5・5-13
御子と結ばれている人にはこの命がある 使徒ヨハネの手紙
愛する皆さん、5・5だれが世に打ち勝つか。イエスが神の子であると信じる者ではありませんか。
6この方は、水と血を通って来られた方、イエス・キリストです。水だけではなく、水と血とによって来られたのです。そして、〝霊〟はこのことを証しする方です。〝霊〟は真理だからです。7証しするのは三者で、8〝霊〟と水と血です。この三者は一致しています。9わたしたちが人の証しを受け入れるのであれば、神の証しは更にまさっています。神が御子についてなさった証し、これが神の証しだからです。10神の子を信じる人は、自分の内にこの証しがあり、神を信じない人は、神が御子についてなさった証しを信じていないため、神を偽り者にしてしまっています。11その証しとは、神が永遠の命をわたしたちに与えられたこと、そして、この命が御子の内にあるということです。12御子と結ばれている人にはこの命があり、神の子と結ばれていない人にはこの命がありません。 (...) -
降誕節土曜日〔公現後〕
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①ヨハネ5・14-21
この方こそ、真実の神、永遠の命です。 使徒ヨハネの手紙
愛する皆さん、5・14何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。15わたしたちは、願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、神に願ったことは既にかなえられていることも分かります。
16死に至らない罪を犯している兄弟を見たら、その人のために神に願いなさい。そうすれば、神はその人に命をお与えになります。これは、死に至らない罪を犯している人々の場合です。死に至る罪があります。これについては、神に願うようにとは言いません。17不義はすべて罪です。しかし、死に至らない罪もあります。
18わたしたちは知っています。すべて神から生まれた者は罪を犯しません。神からお生まれになった方が、その人を守ってくださり、悪い者は手を触れることができません。19わたしたちは知っています。わたしたちは神に属する者ですが、この世全体が悪い者の支配下にあるのです。20わたしたちは知っています。神の子が来て、真実な方を知る力を与えてくだ -
主の洗礼
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ42・1-4、6-7
見よ、わたしの僕、わたしが喜び迎える者を。 イザヤの預言
主は言われる。 42・1見よ、わたしの僕、わたしが支える者を。 わたしが選び、喜び迎える者を。 彼の上にわたしの霊は置かれ 彼は国々の裁きを導き出す。 2彼は叫ばず、呼ばわらず、声を巷に響かせない。 3傷ついた葦を折ることなく 暗くなってゆく灯心を消すことなく 裁きを導き出して、確かなものとする。 4暗くなることも、傷つき果てることもない この地に裁きを置くときまでは。 島々は彼の教えを待ち望む。
6主であるわたしは、恵みをもってあなたを呼び あなたの手を取った。 民の契約、諸国の光として あなたを形づくり、あなたを立てた。 7見ることのできない目を開き 捕らわれ人をその枷から 闇に住む人をその牢獄から救い出すために。
答唱詩編 典23123詩編29・1+2、3+4、9c+10+11
栄光は世界に及び、すべてを越えて神は偉大。 詩編29
29・1神の子らよ、神をほめ、 その力と栄えをほめたたえよ。 2神の名をほめたたえよ。 聖なる者が現れるとき、神を拝め。 (...) -
年間第1月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル上1・1-8
このわたしは、あなたにとって十人の息子にもまさるではないか。 サムエル記
1・1エフライムの山地ラマタイム・ツォフィムに一人の男がいた。名をエルカナといい、その家系をさかのぼると、エロハム、エリフ、トフ、エフライム人のツフに至る。2エルカナには二人の妻があった。一人はハンナ、もう一人はペニナで、ペニナには子供があったが、ハンナには子供がなかった。
3エルカナは毎年自分の町からシロに上り、万軍の主を礼拝し、いけにえをささげていた。シロには、エリの二人の息子ホフニとピネハスがおり、祭司として主に仕えていた。4いけにえをささげる日には、エルカナは妻ペニナとその息子たち、娘たちにそれぞれの分け前を与え、5ハンナには一人分を与えた。彼はハンナを愛していたが、主はハンナの胎を閉ざしておられた。6彼女を敵と見るペニナは、主が子供をお授けにならないことでハンナを思い悩ませ、苦しめた。7毎年このようにして、ハンナが主の家に上るたびに、彼女はペニナのことで苦しんだ。今度もハンナは泣いて、何も食べようとしなかった。8夫エルカナはハンナに言った。「ハンナよ、なぜ泣く -
年間第1火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル上1・9-20
主に願って得た子供なので、その名をサムエル(その名は神)と名付けた。 サムエル記
その日、1・9シロでのいけにえの食事が終わり、ハンナは立ち上がった。祭司エリは主の神殿の柱に近い席に着いていた。10ハンナは悩み嘆いて主に祈り、激しく泣いた。11そして、誓いを立てて言った。「万軍の主よ、はしための苦しみを御覧ください。はしために御心を留め、忘れることなく、男の子をお授けくださいますなら、その子の一生を主におささげし、その子の頭には決してかみそりを当てません。」
12ハンナが主の御前であまりにも長く祈っているので、エリは彼女の口もとを注意して見た。13ハンナは心のうちで祈っていて、唇は動いていたが声は聞こえなかった。エリは彼女が酒に酔っているのだと思い、14彼女に言った。「いつまで酔っているのか。酔いをさましてきなさい。」15ハンナは答えた。「いいえ、祭司様、違います。わたしは深い悩みを持った女です。ぶどう酒も強い酒も飲んではおりません。ただ、主の御前に心からの願いを注ぎ出しておりました。16はしためを堕落した女だと誤解なさらないでください。今 -
年間第1水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル上3・1-10、19-20
「どうぞお話しください。僕は聞いております。」 サムエル記
3・1少年サムエルはエリのもとで主に仕えていた。そのころ、主の言葉が臨むことは少なく、幻が示されることもまれであった。2ある日、エリは自分の部屋で床に就いていた。彼は目がかすんできて、見えなくなっていた。3まだ神のともし火は消えておらず、サムエルは神の箱が安置された主の神殿に寝ていた。4主はサムエルを呼ばれた。サムエルは、「ここにいます」と答えて、5エリのもとに走って行き、「お呼びになったので参りました」と言った。しかし、エリが、「わたしは呼んでいない。戻っておやすみ」と言ったので、サムエルは戻って寝た。
6主は再びサムエルを呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとに行き、「お呼びになったので参りました」と言った。エリは、「わたしは呼んでいない。わが子よ、戻っておやすみ」と言った。7サムエルはまだ主を知らなかったし、主の言葉はまだ彼に示されていなかった。8主は三度サムエルを呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとに行き、「お呼びになったので参りました」と言った。エリは、少年を呼 -
年間第1木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル上4・1b-11
神の箱は奪われ、エリの二人の息子ホフニとピネハスは死んだ。 サムエル記
その日、イスラエルはペリシテに向かって出撃し、エベン・エゼルに陣を敷いた。一方、ペリシテ軍はアフェクに陣を敷き、2イスラエル軍に向かって戦列を整えた。戦いは広がり、イスラエル軍はペリシテ軍に打ち負かされて、この野戦でおよそ四千の兵士が討ち死にした。3兵士たちが陣営に戻ると、イスラエルの長老たちは言った。「なぜ主は今日、我々がペリシテ軍によって打ち負かされるままにされたのか。主の契約の箱をシロから我々のもとに運んで来よう。そうすれば、主が我々のただ中に来て、敵の手から救ってくださるだろう。」
4兵士たちはシロに人をやって、ケルビムの上に座しておられる万軍の主の契約の箱を、そこから担いで来させた。エリの二人の息子ホフニとピネハスも神の契約の箱に従って来た。5主の契約の箱が陣営に到着すると、イスラエルの全軍が大歓声をあげたので、地がどよめいた。6ペリシテ軍は歓声を聞いて言った。「ヘブライ人の陣営にどよめくあの大歓声は何だろう。」そして、主の箱がイスラエル軍の陣営に到着したと -
年間第1金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル上8・4-7、10-22a
主はサムエルに言われた。「彼らの声に従い、彼らに王を立てなさい。」 サムエル記
そのとき、4イスラエルの長老は全員集まり、ラマのサムエルのもとに来て、5彼に申し入れた。「あなたは既に年を取られ、息子たちはあなたの道を歩んでいません。今こそ、ほかのすべての国々のように、我々のために裁きを行う王を立ててください。」6裁きを行う王を与えよとの彼らの言い分は、サムエルの目には悪と映った。そこでサムエルは主に祈った。7主はサムエルに言われた。「民があなたに言うままに、彼らの声に従うがよい。彼らが退けたのはあなたではない。彼らの上にわたしが王として君臨することを退けているのだ。
10サムエルは王を要求する民に、主の言葉をことごとく伝えた。11彼はこう告げた。「あなたたちの上に君臨する王の権能は次のとおりである。まず、あなたたちの息子を徴用する。それは、戦車兵や騎兵にして王の戦車の前を走らせ、12千人隊の長、五十人隊の長として任命し、王のための耕作や刈り入れに従事させ、あるいは武器や戦車の用具を造らせるためである。 (...)