第一朗読 申命記4・1、5-9
わたしが教える掟と法を忠実に行いなさい。 申命記
モーセは民に言った。4・1イスラエルよ、今、わたしが教える掟と法を忠実に行いなさい。そうすればあなたたちは命を得、あなたたちの先祖の神、主が与えられる土地に入って、それを得ることができるであろう。
5見よ、わたしがわたしの神、主から命じられたとおり、あなたたちに掟と法を教えたのは、あなたたちがこれから入って行って得る土地でそれを行うためである。6あなたたちはそれを忠実に守りなさい。そうすれば、諸国の民にあなたたちの知恵と良識が示され、彼らがこれらすべての掟を聞くとき、「この大いなる国民は確かに知恵があり、賢明な民である」と言うであろう。7いつ呼び求めても、近くにおられる我々の神、主のような神を持つ大いなる国民がどこにあるだろうか。8またわたしが今日あなたたちに授けるこのすべての律法のように、正しい掟と法を持つ大いなる国民がどこにいるだろうか。
9ただひたすら注意してあなた自身に十分気をつけ、目で見たことを忘れず、生涯心から離すことなく、子や孫たちにも語り伝えなさい。 (...)
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Liturgie
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四旬節第3水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius -
四旬節第3木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 エレミヤ7・23-28
わたしの声に聞き従え。 エレミヤの預言
主は言われる。7・23わたしは次のことをわたしの民に命じた。「わたしの声に聞き従え。そうすれば、わたしはあなたたちの神となり、あなたたちはわたしの民となる。わたしが命じる道にのみ歩むならば、あなたたちは幸いを得る。」24しかし、彼らは聞き従わず、耳を傾けず、彼らのかたくなで悪い心のたくらみに従って歩み、わたしに背を向け、顔を向けなかった。25お前たちの先祖がエジプトの地から出たその日から、今日に至るまで、わたしの僕である預言者らを、常に繰り返しお前たちに遣わした。26それでも、わたしに聞き従わず、耳を傾けず、かえって、うなじを固くし、先祖よりも悪い者となった。
27あなたが彼らにこれらすべての言葉を語っても、彼らはあなたに聞き従わず、呼びかけても答えないであろう。28それゆえあなたは彼らに言うがよい。「これは、その神、主の声に聞き従わず、懲らしめを受け入れず、その口から真実が失われ、断たれている民だ。」
答唱詩編 詩編95・5+6、7+8 (...) -
四旬節第3金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ホセア14・2-10
イスラエルよ、立ち帰れ、あなたの神、主のもとへ。 ホセアの預言
主は言われる。 14・2イスラエルよ、立ち帰れ あなたの神、主のもとへ。 あなたは咎につまずき、悪の中にいる。 3誓いの言葉を携え
主に立ち帰って言え。 「すべての悪を取り去り 恵みをお与えください。 この唇をもって誓ったことを果たします。 4アッシリアはわたしたちの救いではありません。 わたしたちはもはや軍馬に乗りません。 自分の手が造ったものを再びわたしたちの神とは呼びません。 親を失った者は あなたにこそ憐れみを見いだします。」
5わたしは背く彼らをいやし 喜んで彼らを愛する。 まことに、わたしの怒りは彼らを離れ去った。 6露のようにわたしはイスラエルに臨み 彼はゆりのように花咲き レバノンの杉のように根を張る。 7その若枝は広がり オリーブのように美しく レバノンの杉のように香る。 8その陰に宿る人々は再び 麦のように育ち ぶどうのように花咲く。 彼はレバノンのぶどう酒のようにたたえられる。
9ああエフライム なおも、わたしを偶像と比べるのか。 (...) -
四旬節第3土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ホセア6・1-6
わたしの行う裁きは光のように現れる。 ホセアの預言
6・1「さあ、我々は主のもとに帰ろう。 主は我々を引き裂かれたが、いやし 我々を打たれたが、傷を包んでくださる。 2二日の後、主は我々を生かし 三日目に、立ち上がらせてくださる。 我々は御前に生きる。 3我々は主を知ろう。 主を知ることを追い求めよう。 主は曙の光のように必ず現れ 降り注ぐ雨のように 大地を潤す春雨のように我々を訪れてくださる。」
4エフライムよわたしはお前をどうしたらよいのか。 ユダよ、お前をどうしたらよいのか。 お前たちの愛は朝の霧すぐに消えうせる露のようだ。 5それゆえ、わたしは彼らを預言者たちによって切り倒し わたしの口の言葉をもって滅ぼす。 わたしの行う裁きは光のように現れる。 6わたしが喜ぶのは愛であっていけにえではなく 神を知ることであって焼き尽くす献げ物ではない。
答唱詩編 詩編51・18+19、20+21
あなたのいぶきを受けて、わたしは新しくなる。 詩編51
51・18あなたはいけにえを望まれず、 はんさいをささげても喜ばれない。 (...) -
四旬節第4主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル上16・1b、6-7、10-13a
ダビデはイスラエルの王として油を注がれる。 サムエル記
その日、主はサムエルに言われた。16・1b「角に油を満たして出かけなさい。あなたをベツレヘムのエッサイのもとに遣わそう。わたしはその息子たちの中に、王となるべき者を見いだした。」
6彼らがやって来ると、サムエルはエリアブに目を留め、彼こそ主の前に油を注がれる者だ、と思った。7しかし、主はサムエルに言われた。「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」
10エッサイは七人の息子にサムエルの前を通らせたが、サムエルは彼に言った。「主はこれらの者をお選びにならない。」11サムエルはエッサイに尋ねた。「あなたの息子はこれだけですか。」「末の子が残っていますが、今、羊の番をしています」とエッサイが答えると、サムエルは言った。「人をやって、彼を連れて来させてください。その子がここに来ないうちは、食卓には着きません。」12エッサイは人をやって、その子を連れて来させた。彼は血色が良く、目は美しく、 -
四旬節第4月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ65・17-21
わたしは新しい天と新しい地を創造する。 イザヤの預言
主は言われる。 65・17見よ、わたしは新しい天と新しい地を創造する。 初めからのことを思い起こす者はない。 それはだれの心にも上ることはない。 18代々とこしえに喜び楽しみ、喜び躍れ。 わたしは創造する。 見よ、わたしはエルサレムを喜び躍るものとして その民を喜び楽しむものとして、創造する。 19わたしはエルサレムを喜びとし わたしの民を楽しみとする。 泣く声、叫ぶ声は、再びその中に響くことがない。 20そこには、もはや若死にする者も 年老いて長寿を満たさない者もなくなる。 百歳で死ぬ者は若者とされ 百歳に達しない者は呪われた者とされる。
21彼らは家を建てて住み ぶどうを植えてその実を食べる。
答唱詩編 詩編30・2b+4、13
神はわたしを救われる。そのいつくしみをたたえよう。 詩編30
30・2b神よ、あなたはわたしを救い、 死の力が勝ち誇るのを許されない。 4神よ、あなたは死の国からわたしを引きあげ、 危ういいのちを助けてくださった。 (...) -
四旬節第4火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 エゼキエル47・1-9、12
主の使いはわたしを神殿の入り口に連れ戻した。 エゼキエルの預言
その日、主の使いは47・1わたしを神殿の入り口に連れ戻した。すると見よ、水が神殿の敷居の下から湧き上がって、東の方へ流れていた。神殿の正面は東に向いていた。水は祭壇の南側から出て神殿の南壁の下を流れていた。2彼はわたしを北の門から外へ回らせ、東に向かう外の門に導いた。見よ、水は南壁から流れていた。3その人は、手に測り縄を持って東の方に出て行き、一千アンマを測り、わたしに水の中を渡らせると、水はくるぶしまであった。4更に一千アンマを測って、わたしに水を渡らせると、水は膝に達した。更に、一千アンマを測って、わたしに水を渡らせると、水は腰に達した。5更に彼が一千アンマを測ると、もはや渡ることのできない川になり、水は増えて、泳がなければ渡ることのできない川になった。6彼はわたしに、「人の子よ、見ましたか」と言って、わたしを川岸へ連れ戻した。7わたしが戻って来ると、川岸には、こちら側にもあちら側にも、非常に多くの木が生えていた。8彼はわたしに言った。「これらの水は東の地域へ流れ、アラバ -
四旬節第4水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ49・8-15
見よ、人々が北から、西から、また、シニムの地から来る。 イザヤの預言
49・8主はこう言われる。 わたしは恵みの時にあなたに答え 救いの日にあなたを助けた。 わたしはあなたを形づくり、あなたを立てて 民の契約とし、国を再興して 荒廃した嗣業の地を継がせる。 9捕らわれ人には、出でよと 闇に住む者には身を現せ、と命じる。
彼らは家畜を飼いつつ道を行き 荒れ地はすべて牧草地となる。 10彼らは飢えることなく、渇くこともない。 太陽も熱風も彼らを打つことはない。 憐れみ深い方が彼らを導き 湧き出る水のほとりに彼らを伴って行かれる。
11わたしはすべての山に道をひらき 広い道を高く通す。 12見よ、遠くから来る 見よ、人々が北から、西から また、シニムの地から来る。 13天よ、喜び歌え、地よ、喜び躍れ。 山々よ、歓声をあげよ。 主は御自分の民を慰め その貧しい人々を憐れんでくださった。
14シオンは言う。 主はわたしを見捨てられた わたしの主はわたしを忘れられた、と。 15女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。 (...) -
四旬節第4木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 出エジプト32・7-14
イスラエルよ、これこそあなたをエジプトの国から導き上った神々だ 出エジプト記
その日、32・7主はモーセに仰せになった。「直ちに下山せよ。あなたがエジプトの国から導き上った民は堕落し、8早くもわたしが命じた道からそれて、若い雄牛の鋳像を造り、それにひれ伏し、いけにえをささげて、『イスラエルよ、これこそあなたをエジプトの国から導き上った神々だ』と叫んでいる。」9主は更に、モーセに言われた。「わたしはこの民を見てきたが、実にかたくなな民である。10今は、わたしを引き止めるな。わたしの怒りは彼らに対して燃え上がっている。わたしは彼らを滅ぼし尽くし、あなたを大いなる民とする。」11モーセは主なる神をなだめて言った。「主よ、どうして御自分の民に向かって怒りを燃やされるのですか。あなたが大いなる御力と強い御手をもってエジプトの国から導き出された民ではありませんか。12どうしてエジプト人に、『あの神は、悪意をもって彼らを山で殺し、地上から滅ぼし尽くすために導き出した』と言わせてよいでしょうか。どうか、燃える怒りをやめ、御自分の民にくだす災いを思い直してくだ -
四旬節第4金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 知恵2・1a、12-22
神を信じない者はこのように考える。 知恵の書
神を信じない者は2・1こう言い合うが、その考えは誤っている。 12「神に従う人は邪魔だから、だまして陥れよう。 我々のすることに反対し、 律法に背くといって我々をとがめ 教訓に反するといって非難するのだから。 13神に従う人は、神を知っていると公言し、 自らを主の僕と呼んでいる。 14彼らの存在は我々の考えをとがめだてる。 だから、見るだけで気が重くなる。 15その生き方が他の者とは異なり、 その行動も変わっているからだ。 16我々を偽り者と見なし、 汚れを避けるかのように我々の道を遠ざかる。 神に従う人の最期は幸せだと言い、 神が自分の父であると豪語する。 17それなら彼の言葉が真実かどうか見てやろう。 生涯の終わりに何が起こるかを確かめよう。 18本当に彼が神の子なら、助けてもらえるはずだ。 敵の手から救い出されるはずだ。 19暴力と責め苦を加えて彼を試してみよう。 その寛容ぶりを知るために、 悪への忍耐ぶりを試みるために。 20彼を不名誉な死に追いやろう。 (...)