第一朗読 創世記12・1-4a
神の民の先祖アブラハムの召命。 創世記
その日、12・1主はアブラムに言われた。 「あなたは生まれ故郷 父の家を離れて わたしが示す地に行きなさい。 2わたしはあなたを大いなる国民にし あなたを祝福し、あなたの名を高める 祝福の源となるように。 3あなたを祝福する人をわたしは祝福し あなたを呪う者をわたしは呪う。 地上の氏族はすべて あなたによって祝福に入る。」 4アブラムは、主の言葉に従って旅立った。
答唱詩編 詩編33・4+5、12+13、20+21
神の注がれる目は、神をおそれる者に、神の愛に希望をおく者の上に。 詩編33
33・4神のことばはただしく、 そのわざにはいつわりがない。 5神は正義と公平を愛し、 いつくしみは地に満ちている。
12神を王としていただく国、 神のものとして選ばれた民はしあわせ。 13神は天から目をそそぎ、 人々をすべて見ておられる。
20神はたて、神はすくい、 わたしたちは神を待ち望む。 21心は神のうちにあってよろこび、 とうといその名により頼む。
第二朗読 (...)
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Liturgie
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四旬節第2主日
2023年1221日, 著者: Origenius -
日本の信徒発見の聖母
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ9・1-6
死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。 イザヤの預言
9・1闇の中を歩む民は、大いなる光を見 死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。 2あなたは深い喜びと大きな楽しみをお与えになり 人々は御前に喜び祝った。 刈り入れの時を祝うように 戦利品を分け合って楽しむように。 3彼らの負う軛、肩を打つ杖、虐げる者の鞭を あなたはミディアンの日のように折ってくださった。 4地を踏み鳴らした兵士の靴 血にまみれた軍服はことごとく 火に投げ込まれ、焼き尽くされた。 5ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。 ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。 権威が彼の肩にある。 その名は、「驚くべき指導者、力ある神永遠の父、 平和の君」と唱えられる。 6ダビデの王座とその王国に権威は増し 平和は絶えることがない。 王国は正義と恵みの業によって 今もそしてとこしえに、立てられ支えられる。 万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。
または エフェソ1・3-6、11-12
神は、わたしたちをキリストにおいて、祝福で満たしてくださいました。 (...) -
四旬節第2火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ1・10、16-20
お前たちの手を洗って、清くせよ。 イザヤの預言
1・10ソドムの支配者らよ、主の言葉を聞け。 ゴモラの民よわたしたちの神の教えに耳を傾けよ。
お前たちの手を16洗って、清くせよ。 悪い行いをわたしの目の前から取り除け。 悪を行うことをやめ 17善を行うことを学び 裁きをどこまでも実行して 搾取する者を懲らし、孤児の権利を守り やもめの訴えを弁護せよ。
18論じ合おうではないか、と主は言われる。 たとえ、お前たちの罪が緋のようでも 雪のように白くなることができる。 たとえ、紅のようであっても 羊の毛のようになることができる。 19お前たちが進んで従うなら 大地の実りを食べることができる。 20かたくなに背くなら、剣の餌食になる。 主の口がこう宣言される。
答唱詩編 詩編50・7、15+23
わたしたちは神の民、そのまきばの群れ。 詩編50
50・7わたしの民よ、聞け。 わたしはおまえに語る。 イスラエルよ、おまえを戒めよう。 わたしは神、おまえの神。
15苦悩の日にわたしを呼び求めよ。 (...) -
聖ヨセフ
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル下7・4-5a、12-14a、16
神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。 サムエル記
7・4その夜、ナタンに臨んだ主の言葉は次のとおりであった。
5a「わたしの僕ダビデのもとに行って告げよ。主はこう言われる。
12あなたが生涯を終え、先祖と共に眠るとき、あなたの身から出る子孫に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。13この者がわたしの名のために家を建て、わたしは彼の王国の王座をとこしえに堅く据える。14わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となる。16あなたの家、あなたの王国は、あなたの行く手にとこしえに続き、あなたの王座はとこしえに堅く据えられる。」
答唱詩編 詩編89・29+35、37+38
神のいつくしみをとこしえに歌い、主のまことを代々に告げよう。 詩編89
89・29わたしのいつくしみは永遠に変わることなく、 わたしの結んだ契約はとこしえに保たれる。 35わたしは契約を破らず、 約束したことばを変えない。
37ダビドの子孫はとこしえに続き、 その王座は太陽のようにわたしの前にある。 (...) -
四旬節第2木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 エレミヤ17・5-10
それぞれの道、業の結ぶ実に従って報いる。 エレミヤの預言
17・5主はこう言われる。
呪われよ、人間に信頼し、肉なる者を頼みとし その心が主を離れ去っている人は。 6彼は荒れ地の裸の木。 恵みの雨を見ることなく 人の住めない不毛の地 炎暑の荒れ野を住まいとする。 7祝福されよ、主に信頼する人は。 主がその人のよりどころとなられる。 8彼は水のほとりに植えられた木。 水路のほとりに根を張り 暑さが襲うのを見ることなく その葉は青々としている。 干ばつの年にも憂いがなく 実を結ぶことをやめない。
9人の心は何にもまして、とらえ難く病んでいる。 誰がそれを知りえようか。 10心を探り、そのはらわたを究めるのは 主なるわたしである。 それぞれの道、業の結ぶ実に従って報いる。
答唱詩編 詩編1・1ac+2、3
流れのほとりの木のように、神に従う人は実を結ぶ。 詩編1
1・1acしあわせな人、 罪びとの道を歩むことなく、 2神のおきてを喜びとし、 昼も夜も教えを心に留める人。
3流れのほとりに植えられた木が、 (...) -
四旬節第2金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 創世記37・3-4、12-13a、17b-28
弟を殺して、その血を覆っても、何の得にもならない。 創世記
3イスラエルは、ヨセフが年寄り子であったので、どの息子よりもかわいがり、彼には裾の長い晴れ着を作ってやった。4兄たちは、父がどの兄弟よりもヨセフをかわいがるのを見て、ヨセフを憎み、穏やかに話すこともできなかった。
12兄たちが出かけて行き、シケムで父の羊の群れを飼っていたとき、13aイスラエルはヨセフに言った。
「兄さんたちはシケムで羊を飼っているはずだ。お前を彼らのところへやりたいのだが。」
17bヨセフは兄たちの後を追って行き、ドタンで一行を見つけた。
18兄たちは、はるか遠くの方にヨセフの姿を認めると、まだ近づいて来ないうちに、ヨセフを殺してしまおうとたくらみ、19相談した。
「おい、向こうから例の夢見るお方がやって来る。20さあ、今だ。あれを殺して、穴の一つに投げ込もう。後は、野獣に食われたと言えばよい。あれの夢がどうなるか、見てやろう。」
21ルべンはこれを聞いて、ヨセフを彼らの手から助け出そうとして、言った。 (...) -
四旬節第2土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ミカ7・14-15、18-20
主は再び我らを憐れみ、すべての罪を海の深みに投げ込まれる。 ミカの預言
主よ、7・14あなたの杖をもって 御自分の民を牧してください あなたの嗣業である羊の群れを。 彼らが豊かな牧場の森にただひとり守られて住み 遠い昔のように、バシャンとギレアドで草をはむことができるように。 15お前がエジプトの地を出たときのように 彼らに驚くべき業をわたしは示す。 18あなたのような神がほかにあろうか 咎を除き、罪を赦される神が。 神は御自分の嗣業の民の残りの者に いつまでも怒りを保たれることはない 神は慈しみを喜ばれるゆえに。 19主は再び我らを憐れみ 我らの咎を抑え すべての罪を海の深みに投げ込まれる。 20どうか、ヤコブにまことを アブラハムに慈しみを示してください その昔、我らの父祖にお誓いになったように。
答唱詩編 詩編103・3+4、11+12
心を尽くして神をたたえ、すべての恵みを心に留めよう。 詩編103
103・3神はわたしの罪をゆるし、 痛みをいやされる。 4わたしのいのちを危機から救い、 (...) -
四旬節第3主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 出エジプト17・3-7
「我々に飲み水を与えよ」 出エジプト記
その日、17・3民は喉が渇いてしかたないので、モーセに向かって不平を述べた。
「なぜ、我々をエジプトから導き上ったのか。わたしも子供たちも、家畜までも渇きで殺すためなのか。」
4モーセは主に、「わたしはこの民をどうすればよいのですか。彼らは今にも、わたしを石で打ち殺そうとしています」と叫ぶと、5主はモーセに言われた。
「イスラエルの長老数名を伴い、民の前を進め。また、ナイル川を打った杖を持って行くがよい。6見よ、わたしはホレブの岩の上であなたの前に立つ。あなたはその岩を打て。そこから水が出て、民は飲むことができる。」
モーセは、イスラエルの長老たちの目の前でそのとおりにした。7彼は、その場所をマサ(試し)とメリバ(争い)と名付けた。イスラエルの人々が、「果たして、主は我々の間におられるのかどうか」と言って、モーセと争い、主を試したからである。
答唱詩編 詩編95・1+2、5+6、7+8
神に向かって喜び歌い、感謝の歌をささげよう。 詩編95 (...) -
四旬節第3月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 列王記下5・1-15a
イスラエルのほか、この世界のどこにも神はおられないことが分かりました。 列王記
そのころ、5・1アラムの王の軍司令官ナアマンは、主君に重んじられ、気に入られていた。主がかつて彼を用いてアラムに勝利を与えられたからである。この人は勇士であったが、重い皮膚病を患っていた。2アラム人がかつて部隊を編成して出動したとき、彼らはイスラエルの地から一人の少女を捕虜として連れて来て、ナアマンの妻の召し使いにしていた。3少女は女主人に言った。「御主人様がサマリアの預言者のところにおいでになれば、その重い皮膚病をいやしてもらえるでしょうに。」4ナアマンが主君のもとに行き、「イスラエルの地から来た娘がこのようなことを言っています」と伝えると、5アラムの王は言った。「行くがよい。わたしもイスラエルの王に手紙を送ろう。」こうしてナアマンは銀十キカル、金六千シェケル、着替えの服十着を携えて出かけた。6彼はイスラエルの王に手紙を持って行った。そこには、こうしたためられていた。 (...) -
神のお告げ
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ7・10-14、8・10c
見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。 イザヤの預言
その日、7・10主はアハズに向かって言われた。 11「主なるあなたの神に、しるしを求めよ。深く陰府の方に、あるいは高く天の方に。」 12しかし、アハズは言った。 「わたしは求めない。主を試すようなことはしない。」 13イザヤは言った。 「ダビデの家よ聞け。 あなたたちは人間にもどかしい思いをさせるだけでは足りず わたしの神にも、もどかしい思いをさせるのか。 14それゆえ、わたしの主が御自らあなたたちにしるしを与えられる。 見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み その名をインマヌエルと呼ぶ。 8・10c神が我らと共におられるのだから。
答唱詩編 詩編40・6、10
神のみ旨を行うことは、わたしの心の喜び。 詩編40
40・6神よ、あなたの不思議なわざは数えきれず、 そのはからいはたぐいなく、 私がそれを告げ知らせても、 すべてを語り尽くすことはできない。
10わたしは人々のつどいの中で、 あなたの救いのわざを告げ知らせ、 (...)