第一朗読 ダニエル12・1-3
その時には、お前の民は救われる。 ダニエルの預言
12・1その時、大天使長ミカエルが立つ。 彼はお前の民の子らを守護する。 その時まで、苦難が続く 国が始まって以来、かつてなかったほどの苦難が。 しかし、その時には救われるであろう お前の民、あの書に記された人々は。 2多くの者が地の塵の中の眠りから目覚める。 ある者は永遠の生命に入り ある者は永久に続く恥と憎悪の的となる。 3目覚めた人々は大空の光のように輝き 多くの者の救いとなった人々はとこしえに星と輝く。
答唱詩編 詩編16・5、8、9
しあわせな人、神の恵みを受け、その喜びに生きる人。 詩編16
16・5神よ、あなたはわたしの受けるゆずり、わたしの受ける杯、 わたしの道を開くかた。
8わたしは絶えず神を思う。 神はわたしのそばにおられ、わたしは決してゆるがない。
9わたしの心は喜びに満ちあふれ、 からだはやすらかにいこう。
第二朗読 ヘブライ10・11-14、18
キリストは唯一の捧げ者によって、聖なる者とされた人たちを永遠に完全なものとなさった。 (...)
ホーム > Liturgie
Liturgie
-
年間第33主日
2023年1017日, 著者: Origenius -
年間第33月曜日
2023年1017日, 著者: Origenius第一朗読 黙示録1・1-4、2・1-5a
悔い改めて初めのころの行いに立ち戻れ。 ヨハネの黙示
1・1イエス・キリストの黙示。この黙示は、すぐにも起こるはずのことを、神がその僕たちに示すためキリストにお与えになり、そして、キリストがその天使を送って僕ヨハネにお伝えになったものである。2ヨハネは、神の言葉とイエス・キリストの証し、すなわち、自分の見たすべてのことを証しした。3この預言の言葉を朗読する人と、これを聞いて、中に記されたことを守る人たちとは幸いである。時が迫っているからである。
4‐5ヨハネからアジア州にある七つの教会へ。今おられ、かつておられ、やがて来られる方から、また、玉座の前におられる七つの霊から、恵みと平和があなたがたにあるように。
主がわたしにこう語りかけるのを聞いた。2・1「エフェソにある教会の天使にこう書き送れ。『右の手に七つの星を持つ方、七つの金の燭台の間を歩く方が、次のように言われる。2「わたしは、あなたの行いと労苦と忍耐を知っており、また、あなたが悪者どもに我慢できず、自ら使徒と称して実はそうでない者どもを調べ、彼らのうそを見抜いたことも知っ -
年間第33火曜日
2023年1017日, 著者: Origenius第一朗読 黙示録3・1-6、14-22
わたしはあなたの行いを知っている。 ヨハネの黙示
わたしヨハネは、主がこう語りかけるのを聞いた。3・1サルディスにある教会の天使にこう書き送れ。『神の七つの霊と七つの星とを持っている方が、次のように言われる。「わたしはあなたの行いを知っている。あなたが生きているとは名ばかりで、実は死んでいる。2目を覚ませ。死にかけている残りの者たちを強めよ。わたしは、あなたの行いが、わたしの神の前に完全なものとは認めない。3だから、どのように受け、また聞いたか思い起こして、それを守り抜き、かつ悔い改めよ。もし、目を覚ましていないなら、わたしは盗人のように行くであろう。わたしがいつあなたのところへ行くか、あなたには決して分からない。4しかし、サルディスには、少数ながら衣を汚さなかった者たちがいる。彼らは、白い衣を着てわたしと共に歩くであろう。そうするにふさわしい者たちだからである。5勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。わたしは、彼の名を決して命の書から消すことはなく、彼の名を父の前と天使たちの前で公に言い表す。6耳ある者は、〝霊〟が諸教会に告げる -
年間第33水曜日
2023年1017日, 著者: Origenius第一朗読 黙示録4・1-11
聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者である神、主、かつておられ、今おられ、やがて来られる方。 ヨハネの黙示
4・1わたしヨハネが見ていると、見よ、開かれた門が天にあった。そして、ラッパが響くようにわたしに語りかけるのが聞こえた、あの最初の声が言った。「ここへ上って来い。この後必ず起こることをあなたに示そう。」2わたしは、たちまち〝霊〟に満たされた。すると、見よ、天に玉座が設けられていて、その玉座の上に座っている方がおられた。3その方は、碧玉や赤めのうのようであり、玉座の周りにはエメラルドのような虹が輝いていた。4また、玉座の周りに二十四の座があって、それらの座の上には白い衣を着て、頭に金の冠をかぶった二十四人の長老が座っていた。5玉座からは、稲妻、さまざまな音、雷が起こった。また、玉座の前には、七つのともし火が燃えていた。これは神の七つの霊である。6また、玉座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。 (...) -
年間第33木曜日
2023年1017日, 著者: Origenius第一朗読 黙示録5・1-10
見よ。ユダ族から出た獅子、ダビデのひこばえが勝利を得たので、七つの封印を開いて、その巻物を開くことができる。 ヨハネの黙示
5・1わたしヨハネは、玉座に座っておられる方の右の手に巻物があるのを見た。表にも裏にも字が書いてあり、七つの封印で封じられていた。2また、一人の力強い天使が、「封印を解いて、この巻物を開くのにふさわしい者はだれか」と大声で告げるのを見た。3しかし、天にも地にも地の下にも、この巻物を開くことのできる者、見ることのできる者は、だれもいなかった。4この巻物を開くにも、見るにも、ふさわしい者がだれも見当たらなかったので、わたしは激しく泣いていた。5すると、長老の一人がわたしに言った。「泣くな。見よ。ユダ族から出た獅子、ダビデのひこばえが勝利を得たので、七つの封印を開いて、その巻物を開くことができる。」 (...) -
年間第33金曜日
2023年1017日, 著者: Origenius第一朗読 黙示録10・8-11
さあ行って、海と地の上に立っている天使の手にある、開かれた巻物を受け取れ。 ヨハネの黙示
10・8天から聞こえたあの声が、再びわたしヨハネに語りかけて、こう言った。「さあ行って、海と地の上に立っている天使の手にある、開かれた巻物を受け取れ。」9そこで、天使のところへ行き、「その小さな巻物をください」と言った。すると、天使はわたしに言った。「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い。」10わたしは、その小さな巻物を天使の手から受け取って、食べてしまった。それは、口には蜜のように甘かったが、食べると、わたしの腹は苦くなった。11すると、わたしにこう語りかける声が聞こえた。「あなたは、多くの民族、国民、言葉の違う民、また、王たちについて、再び預言しなければならない。」
答唱詩編 詩編119・57+72、111+124
主よ、あなたは永遠のいのちのことば。 詩編119
119・57神よ、あなたはわたしのすべて。 あなたのことばをわたしは守る。 72あなたの教えはすばらしい、 (...) -
年間第33土曜日
2023年1017日, 著者: Origenius第一朗読 黙示録11・4-12
二人は、天から大きな声があって、「ここに上って来い」と言うのを聞いた。 ヨハネの黙示
わたしヨハネは、こう告げられた。「二人の証人を見よ。」11・4この二人の証人とは、地上の主の御前に立つ二本のオリーブの木、また二つの燭台である。5この二人に害を加えようとする者があれば、彼らの口から火が出て、その敵を滅ぼすであろう。この二人に害を加えようとする者があれば、必ずこのように殺される。6彼らには、預言をしている間ずっと雨が降らないように天を閉じる力がある。また、水を血に変える力があって、望みのままに何度でも、あらゆる災いを地に及ぼすことができる。7二人がその証しを終えると、一匹の獣が、底なしの淵から上って来て彼らと戦って勝ち、二人を殺してしまう。8彼らの死体は、たとえてソドムとかエジプトとか呼ばれる大きな都の大通りに取り残される。この二人の証人の主も、その都で十字架につけられたのである。9さまざまの民族、種族、言葉の違う民、国民に属する人々は、三日半の間、彼らの死体を眺め、それを墓に葬ることは許さないであろう。10地上の人々は、彼らのことで大いに喜び、 -
王であるキリスト
2023年1017日, 著者: Origenius第一朗読 ダニエル7・13-14
彼の支配はとこしえに続く。 ダニエルの預言
7・13夜の幻をなお見ていると、 見よ、「人の子」のような者が天の雲に乗り 「日の老いたる者」の前に来て、そのもとに進み 14権威、威光、王権を受けた。 諸国、諸族、諸言語の民は皆、彼に仕え 彼の支配はとこしえに続き その統治は滅びることがない。
答唱詩編 詩編93・1+2、3+4、5+栄唱
神のいつくしみをとこしえに歌い、主のまことを代々に告げよう。 詩編93
93・1神は王。栄光に満ち、 偉大な力を身に帯びておられる。 2神は世界をゆるぎなく建て、 とこしえに王座をすえ、永遠に座しておられる。
3湖の流れは声をあげる。 湖の流れはどよめきの声をあげる。 4とどろく海、さかまく波にまさり、 すべてを越える神は力強い。
5神よ、あなたのことばは変わることなく、 あなたの家はとこしえにとうとい。 栄唱栄光は父と子と聖霊に。 初めのように今もいつも世々に。アーメン。
第二朗読 黙示録1・5-8 (...) -
年間第34月曜日
2023年1017日, 著者: Origenius第一朗読 黙示録14・1-3、4b-5
小羊と共に十四万四千人の者たちがいた。 ヨハネの黙示
14・1また、わたしヨハネが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。2わたしは、大水のとどろくような音、また激しい雷のような音が天から響くのを聞いた。わたしが聞いたその音は、琴を弾く者たちが竪琴を弾いているようであった。3彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた十四万四千人の者たちのほかは、覚えることができなかった。4bこの者たちは、小羊の行くところへは、どこへでも従って行く。この者たちは、神と小羊に献げられる初穂として、人々の中から贖われた者たちで、5その口には偽りがなく、とがめられるところのない者たちである。
答唱詩編 詩編24・1+2、3+4
門よ、とびらを開け、永遠の戸よ、上がれ。栄光の王が入る。 詩編24
24・1地とそこにあるもの、 世界とそこに住むものは神のもの。 (...) -
年間第34火曜日
2023年1017日, 著者: Origenius第一朗読 黙示録14・14-19
刈り入れの時が来ました。地上の穀物は実っています。 ヨハネの黙示
14・14わたしヨハネが見ていると、見よ、白い雲が現れて、人の子のような方がその雲の上に座っており、頭には金の冠をかぶり、手には鋭い鎌を持っておられた。15すると、別の天使が神殿から出て来て、雲の上に座っておられる方に向かって大声で叫んだ。「鎌を入れて、刈り取ってください。刈り入れの時が来ました。地上の穀物は実っています。」16そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では刈り入れが行われた。
17また、別の天使が天にある神殿から出て来たが、この天使も手に鋭い鎌を持っていた。18すると、祭壇のところから、火をつかさどる権威を持つ別の天使が出て来て、鋭い鎌を持つ天使に大声でこう言った。「その鋭い鎌を入れて、地上のぶどうの房を取り入れよ。ぶどうの実は既に熟している。」19そこで、その天使は、地に鎌を投げ入れて地上のぶどうを取り入れ、これを神の怒りの大きな搾り桶に投げ入れた。
答唱詩編 詩編96・11+12、9+13 (...)