第一朗読 士師記6・11-24a
ギデオンはそこに主のための祭壇を築き、「平和の主」と名付けた 士師記
その日、6・11主の御使いが来て、オフラにあるテレビンの木の下に座った。これはアビエゼルの人ヨアシュのものであった。その子ギデオンは、ミディアン人に奪われるのを免れるため、酒ぶねの中で小麦を打っていた。12主の御使いは彼に現れて言った。「勇者よ、主はあなたと共におられます。」13ギデオンは彼に言った。「わたしの主よ、お願いします。主なる神がわたしたちと共においでになるのでしたら、なぜこのようなことがわたしたちにふりかかったのですか。先祖が、『主は、我々をエジプトから導き上られたではないか』と言って語り伝えた、驚くべき御業はすべてどうなってしまったのですか。今、主はわたしたちを見放し、ミディアン人の手に渡してしまわれました。」14主は彼の方を向いて言われた。「あなたのその力をもって行くがよい。あなたはイスラエルを、ミディアン人の手から救い出すことができる。わたしがあなたを遣わすのではないか。」15彼は言った。「わたしの主よ、お願いします。しかし、どうすればイスラエルを救うことが
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Liturgie
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年間第20火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius -
年間第20水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 士師記9・6-15
わたしの言うことを聞いてください。そうすれば、神はあなたたちの言うことを聞き入れてくださる。 士師記
その日、9・6シケムのすべての首長とベト・ミロの全員が集まり、赴いて、シケムの石柱のあるテレビンの木の傍らでアビメレクを王とした。7このことがヨタムに知らされると、彼はゲリジム山の頂に行って立ち、大声を張り上げて言った。
「シケムの首長たちよ。 わたしの言うことを聞いてください。 そうすれば、神はあなたたちの言うことを 聞き入れてくださる。 8木々が、だれかに油を注いで 自分たちの王にしようとして まずオリーブの木に頼んだ。 『王になってください。』 9オリーブの木は言った。 『神と人に誉れを与える わたしの油を捨てて 木々に向かって手を振りに 行ったりするものですか。』 10木々は、いちじくの木に頼んだ。 『それではあなたが女王になってください。』 11いちじくの木は言った。 『わたしの甘くて味のよい実を捨てて 木々に向かって手を振りに 行ったりするものですか。』 12木々は、ぶどうの木に頼んだ。 (...) -
年間第20金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ルツ1・1、3-6、14b-16、22
ナオミは、モアブ生まれの嫁ルツを連れてモアブの野を去り、帰って来た。二人がベツレヘムに着いた ルツ記
1・1士師が世を治めていたころ、飢饉が国を襲ったので、ある人が妻と二人の息子を連れて、ユダのベツレヘムからモアブの野に移り住んだ。3夫エリメレクは、妻ナオミと二人の息子を残して死んだ。
4息子たちはその後、モアブの女を妻とした。一人はオルパ、もう一人はルツといった。十年ほどそこに暮らしたが、5マフロンとキルヨンの二人も死に、ナオミは夫と二人の息子に先立たれ、一人残された。6ナオミは、モアブの野を去って国に帰ることにし、嫁たちも従った。主がその民を顧み、食べ物をお与えになったということを彼女はモアブの野で聞いたのである。
故国ユダに帰る道すがら、ナオミが二人の娘に「自分の里に帰りなさい」と言ったので、14オルパはやがて、しゅうとめに別れの口づけをしたが、ルツはすがりついて離れなかった。
15ナオミは言った。 (...) -
年間第20土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ルツ2・1-3、8-11、4・13-17
主をたたえよ。主はあなたを見捨てることなく、家を絶やさぬ責任のある人を今日お与えくださいました ルツ記
2・1ナオミの夫エリメレクの一族には一人の有力な親戚がいて、その名をボアズといった。2モアブの女ルツがナオミに、「畑に行ってみます。だれか厚意を示してくださる方の後ろで、落ち穂を拾わせてもらいます」と言うと、ナオミは、「わたしの娘よ、行っておいで」と言った。3ルツは出かけて行き、刈り入れをする農夫たちの後について畑で落ち穂を拾ったが、そこはたまたまエリメレクの一族のボアズが所有する畑地であった。
8ボアズはルツに言った。
「わたしの娘よ、よく聞きなさい。よその畑に落ち穂を拾いに行くことはない。ここから離れることなく、わたしのところの女たちと一緒にここにいなさい。9刈り入れをする畑を確かめておいて、女たちについて行きなさい。若い者には邪魔をしないように命じておこう。喉が渇いたら、水がめの所へ行って、若い者がくんでおいた水を飲みなさい。」
10ルツは、顔を地につけ、ひれ伏して言った。 (...) -
年間第21月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①テサロニケ1・1-5、8b-10
この御子こそ、神が死者の中から復活させた方で、来るべき怒りからわたしたちを救ってくださるイエスです 使徒パウロのテサロニケの教会への手紙
1・1パウロ、シルワノ、テモテから、父である神と主イエス・キリストとに結ばれているテサロニケの教会へ。恵みと平和が、あなたがたにあるように。
2わたしたちは、祈りの度に、あなたがたのことを思い起こして、あなたがた一同のことをいつも神に感謝しています。3あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを、わたしたちは絶えず父である神の御前で心に留めているのです。4神に愛されている兄弟たち、あなたがたが神から選ばれたことを、わたしたちは知っています。5わたしたちの福音があなたがたに伝えられたのは、ただ言葉だけによらず、力と、聖霊と、強い確信とによったからです。わたしたちがあなたがたのところで、どのようにあなたがたのために働いたかは、御承知のとおりです。8b神に対するあなたがたの信仰が至るところで伝えられているので、何も付け加 -
年間第21水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①テサロニケ2・9-13
神の福音をあなたがたに宣べ伝えた 使徒パウロのテサロニケの教会への手紙
2・9兄弟たち、わたしたちの労苦と骨折りを覚えているでしょう。わたしたちは、だれにも負担をかけまいとして、夜も昼も働きながら、神の福音をあなたがたに宣べ伝えたのでした。10あなたがた信者に対して、わたしたちがどれほど敬虔に、正しく、非難されることのないようにふるまったか、あなたがたが証しし、神も証ししてくださいます。11あなたがたが知っているとおり、わたしたちは、父親がその子供に対するように、あなたがた一人一人に12呼びかけて、神の御心にそって歩むように励まし、慰め、強く勧めたのでした。御自身の国と栄光にあずからせようと、神はあなたがたを招いておられます。
13このようなわけで、わたしたちは絶えず神に感謝しています。なぜなら、わたしたちから神の言葉を聞いたとき、あなたがたは、それを人の言葉としてではなく、神の言葉として受け入れたからです。事実、それは神の言葉であり、また、信じているあなたがたの中に現に働いているものです。
答唱詩編 (...) -
年間第21木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①テサロニケ3・7-13
あなたがたの信仰によって励まされました 使徒パウロのテサロニケの教会への手紙
3・7兄弟たち、わたしたちは、あらゆる困難と苦難に直面しながらも、あなたがたの信仰によって励まされました。8あなたがたが主にしっかりと結ばれているなら、今、わたしたちは生きていると言えるからです。9わたしたちは、神の御前で、あなたがたのことで喜びにあふれています。この大きな喜びに対して、どのような感謝を神にささげたらよいでしょうか。10顔を合わせて、あなたがたの信仰に必要なものを補いたいと、夜も昼も切に祈っています。
11どうか、わたしたちの父である神御自身とわたしたちの主イエスとが、わたしたちにそちらへ行く道を開いてくださいますように。12どうか、主があなたがたを、お互いの愛とすべての人への愛とで、豊かに満ちあふれさせてくださいますように、わたしたちがあなたがたを愛しているように。13そして、わたしたちの主イエスが、御自身に属するすべての聖なる者たちと共に来られるとき、あなたがたの心を強め、わたしたちの父である神の御前で、聖なる、非のうちどころのない者としてく -
年間第21金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①テサロニケ4・1-8
主イエスに結ばれた者としてわたしたちは更に願い、また勧めます。 使徒パウロのテサロニケの教会への手紙
4・1兄弟たち、主イエスに結ばれた者としてわたしたちは更に願い、また勧めます。あなたがたは、神に喜ばれるためにどのように歩むべきかを、わたしたちから学びました。そして、現にそのように歩んでいますが、どうか、その歩みを今後も更に続けてください。2わたしたちが主イエスによってどのように命令したか、あなたがたはよく知っているはずです。3実に、神の御心は、あなたがたが聖なる者となることです。すなわち、みだらな行いを避け、4おのおの汚れのない心と尊敬の念をもって妻と生活するように学ばねばならず、5神を知らない異邦人のように情欲におぼれてはならないのです。6このようなことで、兄弟を踏みつけたり、欺いたりしてはいけません。わたしたちが以前にも告げ、また厳しく戒めておいたように、主はこれらすべてのことについて罰をお与えになるからです。7神がわたしたちを招かれたのは、汚れた生き方ではなく、聖なる生活をさせるためです。8ですから、これらの警告を拒む者は、人を拒むの -
年間第21土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①テサロニケ4・9-11
互いに愛し合うように、神から教えられている 使徒パウロのテサロニケの教会への手紙
皆さん、4・9兄弟愛については、あなたがたに書く必要はありません。あなたがた自身、互いに愛し合うように、神から教えられているからです。10現にあなたがたは、マケドニア州全土に住むすべての兄弟に、それを実行しています。しかし、兄弟たち、なおいっそう励むように勧めます。11そして、わたしたちが命じておいたように、落ち着いた生活をし、自分の仕事に励み、自分の手で働くように努めなさい。
答唱詩編 詩編98・1、6+7b+8b
遠く地の果てまで、すべての者が神の救いを見た。 詩編98
98・1新しい歌を神にうたえ。 神は不思議なわざを行われた。 神の偉大な右の手、 その尊い腕は救いの力。
6ラッパと角笛を吹き、 神の前で喜びの声を上げよ。 7b世界とそこに住む者は、 8b神の前に喜びうたえ。
福音朗読 マタイ25・14-30 (...) -
年間第22月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ①テサロニケ4・13-18
イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています 使徒パウロのテサロニケの教会への手紙
4・13兄弟たち、既に眠りについた人たちについては、希望を持たないほかの人々のように嘆き悲しまないために、ぜひ次のことを知っておいてほしい。14イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。
15主の言葉に基づいて次のことを伝えます。主が来られる日まで生き残るわたしたちが、眠りについた人たちより先になることは、決してありません。16すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、17それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。18ですから、今述べた言葉によって励まし合いなさい。
答唱詩編 (...)