第一朗読 ヨブ7・1-4、6-7
わたしはいらだって夜明けを待つ。 ヨブ記
ヨブは言った。 7・1この地上に生きる人間は兵役にあるようなもの。 傭兵のように日々を送らなければならない。 2奴隷のように日の暮れるのを待ち焦がれ 傭兵のように報酬を待ち望む。 3そうだ、わたしの嗣業はむなしく過ぎる月日。 労苦の夜々が定められた報酬。 4横たわればいつ起き上がれるのかと思い 夜の長さに倦み いらだって夜明けを待つ。 6わたしの一生は機の梭よりも速く 望みもないままに過ぎ去る。
7忘れないでください わたしの命は風にすぎないことを。 わたしの目は二度と幸いを見ないでしょう。
答唱詩編 詩編147・1+2、4+5、3+6
栄光は世界に及び、すべてを越えて神は偉大。 詩編147
147・1神をたたえ、賛美の歌をうたおう。 神をたたえることは、美しく正しい。 2神はエルサレムを建て直し、 その散らされた者を集められる。
4神は星の数を定め、 そのすべてに名をつけられる。 5わたしたちの主は力に満ちて偉大。 その知恵ははかり知れない。 (...)
Accueil > Liturgie
Liturgie
-
年間第5主日
2023年1221日, 著者: Origenius -
年間第26土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ハルク4・5-12、27-29
回心して、今度は十倍の熱心さで神を求めなさい。 バルクの預言
4・5勇気を出せ、わたしの民、 イスラエルを思い起こさせる者よ。 6お前たちが異国の民に売られたのは、 滅ぼされるためではない。 敵に渡されたのは神を怒らせたためだ。 7それは、神にではなく悪霊にいけにえを献げ、 造り主の怒りを買ったからである。 8お前たちは、育て主である永遠の神を忘れ、 養ってくれたエルサレムを悲しませた。 9神の怒りがお前たちに下るのを見て、 エルサレムは言った。 「シオンの近くに住む人々よ、聞いてください。 神はわたしに大きな悲しみを下されたのです。 10わたしは息子や娘たちが 捕らわれて行くのを見ましたが、それは、 永遠なる者が彼らにもたらされたものです。 11わたしは彼らを喜びのうちに養ったのに、 嘆きと悲しみのうちに送り出しました。 12もうだれもわたしを喜びたたえないように。 やもめとなり多くの人に見捨てられたのですから。 わたしはわが子の罪のため孤独になりました。 彼らは神の律法から外れました。 (...) -
年間第27月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヨナ1・1-2・1、11
ヨナは三日三晩魚の腹の中にいた。 ヨナの預言
1・1主の言葉がアミタイの子ヨナに臨んだ。2「さあ、大いなる都ニネベに行ってこれに呼びかけよ。彼らの悪はわたしの前に届いている。」3しかしヨナは主から逃れようとして出発し、タルシシュに向かった。ヤッファに下ると、折よくタルシシュ行きの船が見つかったので、船賃を払って乗り込み、人々に紛れ込んで主から逃れようと、タルシシュに向かった。
4主は大風を海に向かって放たれたので、海は大荒れとなり、船は今にも砕けんばかりとなった。5船乗りたちは恐怖に陥り、それぞれ自分の神に助けを求めて叫びをあげ、積み荷を海に投げ捨て、船を少しでも軽くしようとした。しかし、ヨナは船底に降りて横になり、ぐっすりと寝込んでいた。6船長はヨナのところに来て言った。
「寝ているとは何事か。さあ、起きてあなたの神を呼べ。神が気づいて助けてくれるかもしれない。」
7さて、人々は互いに言った。
「さあ、くじを引こう。誰のせいで、我々にこの災難がふりかかったのか、はっきりさせよう。」 (...) -
年間第27火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヨナ3・1-10
あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。 ヨナの預言
3・1主の言葉が再びヨナに臨んだ。2「さあ、大いなる都ニネベに行って、わたしがお前に語る言葉を告げよ。」
3ヨナは主の命令どおり、直ちにニネベに行った。ニネベは非常に大きな都で、一回りするのに三日かかった。4ヨナはまず都に入り、一日分の距離を歩きながら叫び、そして言った。
「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」
5すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。6このことがニネベの王に伝えられると、王は王座から立ち上がって王衣を脱ぎ捨て、粗布をまとって灰の上に座し、7王と大臣たちの名によって布告を出し、ニネベに断食を命じた。
「人も家畜も、牛、羊に至るまで、何一つ食物を口にしてはならない。食べることも、水を飲むことも禁ずる。8人も家畜も粗布をまとい、ひたすら神に祈願せよ。おのおの悪の道を離れ、その手から不法を捨てよ。9そうすれば神が思い直されて激しい怒りを静め、我々は滅びを免れるかもしれない。」 (...) -
年間第27水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヨナ4・1-11
お前は怒るが、それは正しいことか。 ヨナの預言
4・1ヨナにとって、神がニネベの人々に宣告した災いをくだすのをやめられたことは大いに不満であり、彼は怒った。2彼は、主に訴えた。
「ああ、主よ、わたしがまだ国にいましたとき、言ったとおりではありませんか。だから、わたしは先にタルシシュに向かって逃げたのです。わたしには、こうなることが分かっていました。あなたは、恵みと憐れみの神であり、忍耐深く、慈しみに富み、災いをくだそうとしても思い直される方です。3主よどうか今、わたしの命を取ってください。生きているよりも死ぬ方がましです。」
4主は言われた。
「お前は怒るが、それは正しいことか。」
5そこで、ヨナは都を出て東の方に座り込んだ。そして、そこに小屋を建て、日射しを避けてその中に座り、都に何が起こるかを見届けようとした。 (...) -
年間第27木曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 マラキ3・13-20a
あなたたちは、わたしにひどい言葉を語っている マラキの預言
3・13あなたたちは、わたしにひどい言葉を語っている、と主は言われる。 ところが、あなたたちは言う どんなことをあなたに言いましたか、と。 14あなたたちは言っている。 「神に仕えることはむなしい。 たとえ、その戒めを守っても 万軍の主の御前を喪に服している人のように歩いても 何の益があろうか。 15むしろ、我々は高慢な者を幸いと呼ぼう。 彼らは悪事を行っても栄え 神を試みても罰を免れているからだ。」 16そのとき、主を畏れ敬う者たちが互いに語り合った。主は耳を傾けて聞かれた。神の御前には、主を畏れ、その御名を思う者のために記録の書が書き記された。 17わたしが備えているその日に 彼らはわたしにとって宝となると 万軍の主は言われる。 人が自分に仕える子を憐れむように わたしは彼らを憐れむ。 18そのとき、あなたたちはもう一度 正しい人と神に逆らう人 神に仕える者と仕えない者との 区別を見るであろう。
19見よ、その日が来る 炉のように燃える日が。 高慢な者、悪を行う者は (...) -
年間第27金曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヨエル1・13-15、2・1-2
神に仕える者よ、粗布をまとって夜を明かせ。 ヨエルの預言
1・13祭司よ、粗布を腰にまとって嘆き悲しめ。 祭壇に仕える者よ、泣き叫べ。 神に仕える者よ、粗布をまとって夜を明かせ。 献げ物の穀物とぶどう酒は、もはや あなたたちの神の宮にもたらされることはない。 14断食を布告し、聖会を召集し 長老をはじめこの国の民をすべて あなたたちの神、主の神殿に集め 主に向かって嘆きの叫びをあげよ。
15ああ、恐るべき日よ、主の日が近づく。 全能者による破滅の日が来る。
2・1シオンで角笛を吹き わが聖なる山で鬨の声をあげよ。 この国に住む者は皆、おののけ。 主の日が来る、主の日が近づく。 2それは闇と暗黒の日、雲と濃霧の日である。 強大で数多い民が 山々に広がる曙の光のように襲ってくる。 このようなことは、かつて起こったことがなく これから後も、代々再び起こることはない。
答唱詩編 詩編50・5+6、7
わたしたちは神の民、そのまきばの群れ。 詩編50
50・5「わたしの民を集めよ、 (...) -
年間第27土曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヨエル4・12-21
裁きの谷には、おびただしい群衆がいる。主の日が裁きの谷に近づく。 ヨエルの預言
主は言われる。
4・12諸国の民が奮い立ち ヨシャファトの谷に上って来ると わたしはそこに座を設け 周囲のすべての民を裁く。
13鎌を入れよ、刈り入れの時は熟した。 来て踏みつぶせ 酒ぶねは満ち、搾り場は溢れている。 彼らの悪は大きい。 14裁きの谷には、おびただしい群衆がいる。 主の日が裁きの谷に近づく。 15太陽も月も暗くなり、星もその光を失う。
16主はシオンからほえたけり エルサレムから声をとどろかされる。 天も地も震える。 しかし、主はその民の避け所 イスラエルの人々の砦である。 17あなたたちは知るようになる。 わたしがあなたたちの神なる主であり わが聖なる山シオンに住む者であることを。 エルサレムは聖なる地となり もはや、異国の民がそこを通ることはない。 18その日が来ると 山々にはぶどう酒が滴り もろもろの丘には乳が流れ ユダのすべての谷には水が流れる。 泉が主の神殿から湧き出て シティムの川を潤す。 (...) -
年間第28月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ローマ1・1-7
父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。 使徒パウロのローマの教会への手紙
1・1キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び出され、召されて使徒となったパウロから、兄弟の皆さんへ。――2この福音は、神が既に聖書の中で預言者を通して約束されたもので、3御子に関するものです。御子は、肉によればダビデの子孫から生まれ、4聖なる霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。この方が、わたしたちの主イエス・キリストです。5わたしたちはこの方により、その御名を広めてすべての異邦人を信仰による従順へと導くために、恵みを受けて使徒とされました。6この異邦人の中に、イエス・キリストのものとなるように召されたあなたがたもいるのです。――7神に愛され、召されて聖なる者となったローマの人たち一同へ。わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。
答唱詩編 詩編98・1、2+3a
遠く地の果てまで、すべての者が神の救いを見た。 詩編98 (...) -
年間第28火曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ローマ1・16-25
福音は、信じる者すべてに救いをもたらす神の力です。 使徒パウロのローマの教会への手紙
皆さん、1・16わたしは福音を恥としない。17福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。
18不義によって真理の働きを妨げる人間のあらゆる不信心と不義に対して、神は天から怒りを現されます。19なぜなら、神について知りうる事柄は、彼らにも明らかだからです。神がそれを示されたのです。20世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。従って、彼らには弁解の余地がありません。21なぜなら、神を知りながら、神としてあがめることも感謝することもせず、かえって、むなしい思いにふけり、心が鈍く暗くなったからです。22自分では知恵があると吹聴しながら愚かになり、23滅びることのない神の栄光を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像と取り替えたのです。 (...)