第一朗読 イザヤ2・1-5
神はすべての民を御国の永遠の平和に招かれる。 イザヤの預言
2・1アモツの子イザヤが、ユダとエルサレムについて幻に見たこと。
2終わりの日に 主の神殿の山は、山々の頭として堅く立ち、 どの峰よりも高くそびえる。 国々はこぞって大河のようにそこに向かい 3多くの民が来て言う。 「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。 主はわたしたちに道を示される。 わたしたちはその道を歩もう」と。 主の教えはシオンから 御言葉はエルサレムから出る。 4主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。 彼らは剣を打ち直して鋤とし、 槍を打ち直して鎌とする。 国は国に向かって剣を上げず もはや戦うことを学ばない。 5ヤコブの家よ、主の光の中を歩もう。
答唱詩編 典16312詩編122・1+2、3+4ab
喜びに心をはずませ、神の家に行こう。 詩編122
122・1「神の家に行こう」と言われて、 わたしの心は喜びにはずんだ。 2エルサレムよ、わたしたちは今、 お前の門のうちに立っている。
3しげく連なる町、エルサレム、 すべての民の都。 (...)
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Liturgie
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待降節第1月曜日
2023年1221日, 著者: Origenius -
待降節第2主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ40・1-5、9-11
主のために、道を備えよ イザヤの預言
40・1慰めよ、わたしの民を慰めよと、 あなたたちの神は言われる。 2エルサレムの心に語りかけ、 彼女に呼びかけよ、 苦役の時は今や満ち、彼女の咎は償われた、と。 罪のすべてに倍する報いを主の御手から受けた、と。
3呼びかける声がある。 主のために、荒れ野に道を備え、 わたしたちの神のために、荒れ地に広い道を通せ。 4谷はすべて身を起こし、山と丘は身を低くせよ。 険しい道は平らに、狭い道は広い谷となれ。 5主の栄光がこうして現れるのを肉なる者は共に見る。 主の口がそう宣言される。
9高い山に登れ、 良い知らせをシオンに伝える者よ。 力を振るって声をあげよ、 良い知らせをエルサレムに伝える者よ。 声をあげよ、恐れるな、 ユダの町々に告げよ。
見よ、あなたたちの神、 10見よ、主なる神。 彼は力を帯びて来られ 御腕をもって統治される。 見よ、主のかち得られたものは御もとに従い、 主の働きの実りは御前を進む。 11主は羊飼いとして群れを養い、御腕をもって集め (...) -
待降節第3主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ61・1-2a、10-11
わたしは主によって喜び楽しむ。 イザヤの預言
61・1主はわたしに油を注ぎ、 主なる神の霊がわたしをとらえた。 わたしを遣わして 貧しい人に良い知らせを伝えさせるために。 打ち砕かれた心を包み、 捕らわれ人には自由を、 つながれている人には解放を告知させるために。 2a主が恵みをお与えになる年、 わたしたちの神が報復される日を告知させるために。
10わたしは主によって喜び楽しみ、 わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。 主は救いの衣をわたしに着せ、 恵みの晴れ着をまとわせてくださる。 花婿のように輝きの冠をかぶらせ、 花嫁のように宝石で飾ってくださる。 11大地が草の芽を萌えいでさせ、 園が蒔かれた種を芽生えさせるように、 主なる神はすべての民の前で 恵みと栄誉を芽生えさせてくださる。
答唱詩編 ルカ1・46-55、栄唱
①わたしは神をあがめ、神の救いに喜びおどる。 ②神のあわれみは代々、神をおそれ敬う人の上に。 マリアの歌
1・46わたしは神をあがめ、 47わたしの心は神の救いに喜びおどる。 (...) -
待降節第4主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル下7・1-5、8b-12、14a、16
ダビデの王国は、ダビデの行く手にとこしえに続く。 サムエル記
7・1ダビデ王は王宮に住むようになり、主は周囲の敵をすべて退けて彼に安らぎをお与えになった。2王は預言者ナタンに言った。「見なさい。わたしはレバノン杉の家に住んでいるが、神の箱は天幕を張った中に置いたままだ。」3ナタンは王に言った。「心にあることは何でも実行なさるとよいでしょう。主はあなたと共におられます。」4しかし、その夜、ナタンに臨んだ主の言葉は次のとおりであった。
5「わたしの僕ダビデのもとに行って告げよ。主はこう言われる。あなたがわたしのために住むべき家を建てようというのか。
8bわたしは牧場の羊の群れの後ろからあなたを取って、わたしの民イスラエルの指導者にした。9あなたがどこに行こうとも、わたしは共にいて、あなたの行く手から敵をことごとく断ち、地上の大いなる者に並ぶ名声を与えよう。10わたしの民イスラエルには一つの所を定め、彼らをそこに植え付ける。民はそこに住み着いて、もはや、おののくことはなく、昔のように不正を行う者に圧迫されることもない。 -
聖家族
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 創世記15・1-6、21・1-3
あなたから生まれる者が跡を継ぐ 創世記
その日、15・1主の言葉が幻の中でアブラムに臨んだ。
「恐れるな、アブラムよ。 わたしはあなたの盾である。 あなたの受ける報いは非常に大きいであろう。」
2アブラムは尋ねた。「わが神、主よ。わたしに何をくださるというのですか。わたしには子供がありません。家を継ぐのはダマスコのエリエゼルです。」3アブラムは言葉をついだ。「御覧のとおり、あなたはわたしに子孫を与えてくださいませんでしたから、家の僕が跡を継ぐことになっています。」
4見よ、主の言葉があった。
「その者があなたの跡を継ぐのではなく、あなたから生まれる者が跡を継ぐ。」
5主は彼を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」
6アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。 (...) -
主の洗礼
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 イザヤ55・1-11
わたしのもとに来るがよい。聞き従って、魂に命を得よ イザヤの預言
主は言われる。 55・1渇きを覚えている者は皆、水のところに来るがよい。 銀を持たない者も来るがよい。 穀物を求めて、食べよ。 来て、銀を払うことなく穀物を求め 価を払うことなく、ぶどう酒と乳を得よ。 2なぜ、糧にならぬもののために銀を量って払い 飢えを満たさぬもののために労するのか。 わたしに聞き従えば 良いものを食べることができる。 あなたたちの魂はその豊かさを楽しむであろう。 3耳を傾けて聞き、わたしのもとに来るがよい。 聞き従って、魂に命を得よ。 わたしはあなたたちととこしえの契約を結ぶ。 ダビデに約束した真実の慈しみのゆえに。 4見よ かつてわたしは彼を立てて諸国民への証人とし 諸国民の指導者、統治者とした。 5今、あなたは知らなかった国に呼びかける。 あなたを知らなかった国は あなたのもとに馳せ参じるであろう。 あなたの神である主 あなたに輝きを与えられるイスラエルの聖なる神のゆえに。
6主を尋ね求めよ、見いだしうるときに。 (...) -
年間第2主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル上3・3b-10、19
主よ、お話しください。僕は聞いております。 サムエル記
その日、少年3・3bサムエルは神の箱が安置された主の神殿に寝ていた。4主はサムエルを呼ばれた。サムエルは、「ここにいます」と答えて、5祭司エリのもとに走って行き、「お呼びになったので参りました」と言った。しかし、エリが、「わたしは呼んでいない。戻っておやすみ」と言ったので、サムエルは戻って寝た。
6主は再びサムエルを呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとに行き、「お呼びになったので参りました」と言った。エリは、「わたしは呼んでいない。わが子よ、戻っておやすみ」と言った。7サムエルはまだ主を知らなかったし、主の言葉はまだ彼に示されていなかった。8主は三度サムエルを呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとに行き、「お呼びになったので参りました」と言った。エリは、少年を呼ばれたのは主であると悟り、9サムエルに言った。「戻って寝なさい。もしまた呼びかけられたら、『主よ、お話しください。僕は聞いております』と言いなさい。」サムエルは戻って元の場所に寝た。 (...) -
年間第3主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 ヨナ3・1-5、10
ニネベの人々は悪の道を離れた。 ヨナの預言
3・1主の言葉がヨナに臨んだ。2「さあ、大いなる都ニネベに行って、わたしがお前に語る言葉を告げよ。」
3ヨナは主の命令どおり、直ちにニネベに行った。ニネベは非常に大きな都で、一回りするのに三日かかった。4ヨナはまず都に入り、一日分の距離を歩きながら叫び、そして言った。
「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」
5すると、ニネベの人々は神を信じ、断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。
10神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、宣告した災いをくだすのをやめられた。
答唱詩編 詩編25・4+5a、8+9、10+14
すべての人の救いを願い、わたしはあなたを待ち望む。 詩編25
25・4神よ、あなたの道を示し、 その小道を教えてください。 5aあなたの真理のうちに、 わたしを導き、さとしてください。
8神はあわれみ深く正義に満ち、 罪びとに道を示される。 9神は貧しい人を正義に導き、 へりくだる人にその道を教えられる。 (...) -
年間第4主日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 申命記18・15-20
わたしは預言者を立ててその口にわたしの言葉を授ける。 申命記
モーセは民に言った。18・15あなたの神、主はあなたの中から、あなたの同胞の中から、わたしのような預言者を立てられる。あなたたちは彼に聞き従わねばならない。16このことはすべて、あなたがホレブで、集会の日に、「二度とわたしの神、主の声を聞き、この大いなる火を見て、死ぬことのないようにしてください」とあなたの神、主に求めたことによっている。17主はそのときわたしに言われた。「彼らの言うことはもっともである。18わたしは彼らのために、同胞の中からあなたのような預言者を立ててその口にわたしの言葉を授ける。彼はわたしが命じることをすべて彼らに告げるであろう。19彼がわたしの名によってわたしの言葉を語るのに、聞き従わない者があるならば、わたしはその責任を追及する。20ただし、その預言者がわたしの命じていないことを、勝手にわたしの名によって語り、あるいは、他の神々の名によって語るならば、その預言者は死なねばならない。」
答唱詩編 詩編95・1+2、5+6、7+8 (...) -
年間第4水曜日
2023年1221日, 著者: Origenius第一朗読 サムエル下24・2、9-17
わたしは重い罪を犯しました。主よ、どうか僕の悪をお見逃しください。大変愚かなことをしました。 サムエル記
その日、24-2王は直属の軍の司令官ヨアブに命じた。「ダンからベエル・シェバに及ぶイスラエルの全部族の間を巡って民の数を調べよ。民の数を知りたい。」
9ヨアブは調べた民の数を王に報告した。剣を取りうる戦士はイスラエルに八十万、ユダに五十万であった。
10民を数えたことはダビデの心に呵責となった。ダビデは主に言った。「わたしは重い罪を犯しました。主よ、どうか僕の悪をお見逃しください。大変愚かなことをしました。」11ダビデが朝起きると、神の言葉がダビデの預言者であり先見者であるガドに臨んでいた。12「行ってダビデに告げよ。主はこう言われる。『わたしはあなたに三つの事を示す。その一つを選ぶがよい。わたしはそれを実行する』と。」 (...)